SCROLL

BOOK REVIEW書評

『ためない練習』(名取芳彦著/三笠書房)vol.351

こんにちは、

本日の一冊は、

『ためない練習』(名取芳彦著/三笠書房)です。

 

『ためない練習』(名取芳彦著/三笠書房)

 

身軽、です。

 

 

最近、
引っ越しをしました。

あまりの本の多さに、
どうなることかと思いました。

そして紙書類の多いこと!

人間は、
こういう転機のときには
いろいろと考えるものですね。

芝蘭も考えました。

モノが多い。窮屈だ。
このままではいけない!

なによりモノが増えると、
心が窮屈になってきますね。

本当に、不思議。

いまの自分の心境にぴったりの
本を見つけました。

おそらく
しあわせになるために
最も手放さなければならないのは、
執着でしょう。

 

————————————

『ためない練習』(名取芳彦著/三笠書房)

<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483798388X/withup-22/ref=nosim

私たちは、一度何かを手にすれば、
それを失うのを恐れます。
それが仏教でいう執着につながります。
執着すれば心は自由になれません。

一つのことを決めたら、
それにしばらくは自信を持ちましょう。
同時に、「これを選んだということは、
他の選択肢を捨てた」こともしっかり覚悟したいものです。

シンプルな生き方をしている人を見ていると、
きちんとしている人が多いのがわかります。

仏教の縁の考え方はとても面白いと思います。
たとえば「縁が切れた」と言いますが、
それは“「縁が切れた」という縁が加わった”
ということなのです。

欲しがらなくてはいけないのは、
物ではなくそれを選んだ人のセンスです。
いい物か悪い物かではなく、“自分に合っている”
と見抜くセンスなのです。

頭が空っぽになるのは、
心が自由になるということです。
考えずに、感じ、気づくということです。

見返りを求める心なんか、
どんどん減らしたほうがいいのです。

迷惑かどうかは最終的に相手が決める問題です。

床に置いた物は、他のガラクタを磁石のように
ひき寄せ、積みあげる強力なパワーを秘めています。

彼岸は、心おだやかな悟りの境地のことです。
逆に、煩悩が多く悩みが多い心の状態を此岸と言います。

仏教では、勝ち負けにこだわっている世界を
“修羅”と言い、迷いの世界だとします。

大切な想い出は、
データや品物で残さなくても心に残ります。

参照:
『ためない練習』(名取芳彦著/三笠書房)
<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483798388X/withup-22/ref=nosim
————————————

 

というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
———————————–

心の風通しをよくしよう。

———————————–

本当に不思議なもので、
処分するとすっきりしますね!

本に関しては、
半ばあきらめていましたが
必要になればまた買えばいい。

そう思って思い切って
かなり処分しました。

それでもまだ自宅には、
数千冊はあります。

引越しでの荷物整理は、
人生を見つめ直すことにも
つながっているような気がしました。

 

芝蘭友の書評メルマガご登録はこちらから

CONTACT

お問い合わせ