『だから、ぼくは農家をスターにする 「食べる通信」の挑戦』(高橋博之著/ CCCメディアハウス)vol.405
こんにちは、
本日の一冊は、
『だから、ぼくは農家をスターにする 「食べる通信」の挑戦』(高橋博之著/ CCCメディアハウス)です。
リーグ制、です。
配信が遅くなりました。
はりきって
いきたいと思います。
いま芝蘭のまわりで、
「食」にまつわるビジネスを
されている方も増えています。
そんな中、
そのなかのひとりから
お知らせいただいた一冊。
「食べものつき情報誌」の話です。
つくる人と食べる人の
新しい関係性を生み出すメディア。
いわゆる社会起業家
と言われる人が本日の著者です。
芝蘭もビジネスプロフィール
添削講座を卒業した人たちを
フィーチャーしていく
メディアを立ち上げています。
始まったばかりですが、
TV制作会社の方がその冊子を
送ってほしい!
と言っていますので、
フィーチャーした方たちが
情報番組「情熱大陸」に出ることも
現実的にあり得る予感です。
いろいろと参考にさせて
いただきました。
カタログ販売ではない、
そういった意味では
軸をずらした戦略が秀逸
なのでしょうね。
食べる情報誌、ですから。
改めてですが、
言葉のセンスは大事。
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『だから、ぼくは農家をスターにする 「食べる通信」の挑戦』(高橋博之著/ CCCメディアハウス)<Amazonで購入>
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4484152126/withup-22/ref=nosimもう迷いはなかった。でも、
ふるさとを救いたかったのではない。
私は、自分で自分を救うために、
ふるさとを使ったのかもしれない。安心・安全な国産の食べものを
求めている一方で、これは一体
どういうことなのか。10年後、
一体誰が私たちの食べものを
つくっているのか。哲学やビジョン、想いなどを
持っていて、ストーリーがあるかどうか。
平たく言えば、私が惚れ込んだか
どうかだ。私自身が感動し、その物語を
できるだけ多くの人に伝えたいと
思わされる人物であることが、
一番大事だと思っている。生産者が「(情報誌に)出てよかった」
と思ってくれれば、制作チームや
事務局など、裏方の苦労が報われる。食材の洗浄や裁断など、
流通に乗せるための労力が非常に
大きいことを、現場のスタッフたちは
痛感していた。また、たとえば曲がった
人参など規格外の野菜が売れないことも、
もとの原因は流通にあるのではないか、と。農漁業は、単に食べものをつくる
仕事ではない。海や土などの自然と
人をつなぎ、さらに都市と地方の命を
つなぐ仕事でもある。「世なおしは、食なおし。」
これは、坂本が考案した
『東北食べる通信』のキャッチコピーだ。情報誌を制作している時点で、
それを届ける相手が決まっていることは、
会員制、つまりコミュニティの強みのひとつ。私たちは、情報誌という出版業、
食べものを売る小売業、現地ツアーを行う
旅行業をミックスした、はっきり言って
何の商売かわからない横断的な
活動を展開している。私たちが提供しているのは、
食の体験サービスであり、食を通じた
コミュニケーションサービスなのだ。つまり、会員は「惚れこんだ」
生産者を継続的に応援し、
「マイ農家」「マイ漁師」として
深い交流ができるのだ。マーケットを相手にするのではなく、
コミュニティで回す1次産業。
たとえ規模が小さくても、
その価値を理解してくれる消費者を
集めることができればやっていける。より良いものを、より安く提供する
だけでは差別化が難しくなり、
「どういった世界を実現するのか」
「どうより良い社会づくりに貢献するのか」
が改めて問われている。参照:
『だから、ぼくは農家をスターにする 「食べる通信」の挑戦』(高橋博之著)/ CCCメディアハウス)
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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「つながり」という名の命のリレー。
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食について、
いろいろと考えています。
受講生にも各方面で
食に詳しい人がいますので、
いろいろと聞いて
勉強しようと思っています。