『BOLD 突き抜ける力』(ピーター・H・ディアマンディス著, スティーブン・コトラー著/ 日経BP社)vol.403
こんにちは、
本日の一冊は、
『BOLD 突き抜ける力』(ピーター・H・ディアマンディス著, スティーブン・コトラー著/ 日経BP社)です。
エクスポネンシャル、です。
指数関数的、
これをエクスポネンシャルという。
一見、まとまりのない本かと
思いましたがなかなか
読み応えがありました。
つまり、
リニア(線形関数的)な成長ではなく、
倍々に増えていく
ということですね。
おそらく
突き抜けるテクノロジー
などはすでに他の本で読んでいる
だろうと思います。
そういった意味では、
第1章はおさらい程度に読む。
その後は、指数関数的に
成長したい人向けに、
マインドセット、フロー、
コミュニティ作りなどが
参考になるはずです。
著者は15を超える
宇宙・ハイテク関連の会社を
創業した起業家です。
イーロン・マスク、ジェフ・ベゾス、
ラリー・ペイジなどとの
インタビュー記録も
さらりと掲載されていて面白かったです。
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『BOLD 突き抜ける力』(ピーター・H・ディアマンディス著, スティーブン・コトラー著/ 日経BP社)
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https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B016W4PU8O/withup-22/ref=nosim今のあなたのポケットに入っている
スマートフォンが1970年代の
スーパーコンピューターより1000倍速く、
100万分の1の値段で手に入る理由である。
これがエクスポネンシャルな成長の実像だ。デジタル化の次に起こるのが潜行である。
これはエクスポネンシャルな成長が
ほとんど誰も気づかないところで
進んでいく段階である。(略)コダックが破産を申請した
わずか3カ月後にインスタグラムは
13人の従業員とともにフェイスブックに
10億ドルで買収された。専門家はエクスポネンシャル曲線を
道路地図のようにとらえ、さまざまな
サインに目を凝らす。
たとえば成功事例の登場、
サプライヤーの増加、
二次的ファイナンスである。大方の研究者は、探求の価値がある重要な
カテゴリーとして「情報」と
「オートメーション(自動制御)」
の二つを挙げる。だがラサムとロックは何十もの
研究を見た結果、目標を設定する
ことによってパフォーマンスと
生産性は11~25%向上することを発見した。「データなければ死を」というのが
グーグルXのやり方だ。
すべてのプロジェクトは
測定可能、検証可能でなければならない。失敗する度量のない者には、
リスクをとる能力もない。
フェイスブックのメインロビーには、
こんな標語が掲げられている。
「さっさと行動し、いろいろぶち壊せ」。研究では直接的フィードバックが
少ない職業(株価分析、精神医学、医療など)では、
どれほど優秀な人々でも次第に劣化していく。
一方、医者の中でも外科医は唯一、
医学部を卒業して時間がたつほど
能力が高まっていく。
理由は失敗すれば誰かが死ぬからだ。
これが即時フィードバックである。創造性の本質を調べてみると、
パターン認識(新しいアイデアを結びつける脳の働き)
とリスクテイク(結びつけた新しい
アイデアを実現させる勇気)の
要素が含まれていることがわかる。コミュニティに参加する人には
主に四つの動機があることを
頭に入れておくといい。
帰属意識、支援者のネットワーク、
社会への影響力、好奇心を満たしたり
新たなアイデアを探求したりする
手段を手に入れたいという欲求である。自らを破壊しなければ、誰かに破壊される。
参照:
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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指数関数的に成長しよう。
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盛りだくさんの内容が
詰まった本でした。
自らも指数関数的に
成長していきたい、
と切に思った次第です。