『心がシャキッとする「言葉」の置きぐすり―越中富山の薬売り秘伝』 寺田スガキ著 vol.100
こんにちは、
本日の一冊は
『心がシャキッとする「言葉」の置きぐすり―越中富山の薬売り秘伝』
寺田スガキ著です。
100号、です。
なんだかんだと
自分のペースでやってきましたが、
本日で100号目となりました!
読んでくださるみなさんがいるからこそ、
ここまで続けられたのだと思います。
本当に、本当にありがとうございます!
久々に会った方とも
メルマガで紹介していた話で盛り上がれたり、
「このポイントのここが響いた!」と
即時連絡をくれる方など本当にうれしい限りです。
これからも私のフィルターを通して
「共感・意外性・感動」のテーマを
少しずつお伝えしていければと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
と、宣言が長くなりました。
さて、節目にふさわしい本ですが
意外にあっさり決まりました。
「先用後利」というビジネスモデルを
江戸時代に編みだした、越中富山の薬売り。
体の病気を治す薬を売る一方で、
なんと、心に利く言葉も一緒に配って
おいていっていたとか。
半紙に筆文字で書かれた標語。
みなさんもどこかで目にしたことがあるはず。
祖父母の家によく飾ってあった標語を
思い出してしまいました。
私はカレンダーの文字や暦を読んだり、
時には、お店の御手洗いの標語などを
じ~っと見つめてしまうのは
おそらく、これが原点なのかもしれません。
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『心がシャキッとする「言葉」の置きぐすり―越中富山の薬売り秘伝』
(寺田スガキ著/東邦出版)<Amazonで購入>
http://amzn.to/fVTWbG趣味を持ち 仕事に 相手に興味を持て
姿勢には心の形が現れる 曲がってないか 俯いてないか
棒ほど願って 針ほどかなう
進むを知りて 退くを知らず
天知る 地知る 我知る 人知る
舟は帆まかせ 帆は風まかせ道を学べば 則ち人を愛す
いくらこぼしても役に立たぬのがぐち
薄いつもりで厚いのが面の皮
強いようで弱いのが根性
弱いようで強いのが意地
多いようで少ないのが分別
少ないようで多いのが無駄一生懸命さが人の魅力を作る
心からでた言葉だけが心に達する
信用できない人は使うな 使う以上は信用せよ
仕事を通じて実りある人生を築け
参照:
『心がシャキッとする「言葉」の置きぐすり―越中富山の薬売り秘伝』
(寺田スガキ著/東邦出版)
http://amzn.to/fVTWbG
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というわけで、
●「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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言葉が「命」を救う。
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子どもの頃、近所の
くもんの教室に通っていました。
そこで、算数を習っていたはずなのですが、
なぜか俳句を暗唱して玄関口で言えなければ
教室に入れてもらえなかったのです!
「算数」を習っているのに、
宿題が「俳句」です!
なんでしょう、このギャップ。
「やせ蛙 負けるな一茶 ここにあり」
「やれ打つな 蝿が手をする足をする」
おそらく先生の趣味の世界ですね、
完全に^^
当時は扉がひらく呪文のようにしか思えませんでしたが、
あとから人生にじんわりきいてくる
大きなものを残してくれた先生。
私にとってとても影響力のある
ユニークな先生でした。