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BOOK REVIEW書評

そりゃ売れるな、と感じた質問とは!?

売れるな、と感じた質問です。

記憶に残るエピソードがあったので
本ではなく今日はこちらをご紹介します。

●「今日、食べますか?」

あるスーパーの青果担当者が、
買物客にかけた言葉です。

特集番組で私はずっとその男性に注目していましたが、
この方が優秀な理由がわかった瞬間でした。

非常にうまい質問!
さらには、すさまじい観察力!

このスーパーでは、業界平均と比べて
売り場面積あたりの売上は5倍だそうです。

いろんな秘密が隠されていましたが、
社員力の高さがKSF(成功要因)であるのは
間違いありません。

買物客がアボガドを手にとって、
ず~っと悩んでいるときに担当者がかけたひと言。
それが、

「今日、食べますか?」

です。

私もアボガドが好きなのでよくわかるのですが、
食べ頃が、瞬時には理解不明なのです(笑)

その青果担当者は、ヘタを見たらわかるということで
手際よく説明をしていました。

買物にきた女性はびっくり!
「え~、ヘタとってみてもいいんですか?」
と。

そこに短い会話が生まれ、
最終的に何が起こるのか?

それは、お客さまが
商品を「買物カゴに入れる」ということです。

しかも、満足して。
新しい知識を得て。
次からは自分で判断できる軸を持って。

私はこれを、
「アボガドのヘタに見るソリューションビジネス」
と勝手に命名して記憶しました。

お客様のインサイトに迫る質問は、
非常にシンプルなものなのだと気づきました。

私もぜひ見習わなければと思います!

 

 

というわけで、

 

●「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「最初の質問」で勝負が決まる。

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この担当者の働きっぷりをみていると
本当に気持ちがよかったです。

なんというのでしょうか、
自分の島(青果売り場)を守るというか、
売ってみせるというか。

私にはひとつの城を守る
勇ましい武将のように見えました^^

持ち場を死守し、
懸命に働く人の姿は美しい。
素直にそう感じました。

私もがんばります!

 

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