『コンサルタントの秘密』G.M.ワインバーグ著 vol.47
こんにちは、
本日の一冊は、
『コンサルタントの秘密』G.M.ワインバーグです。
ネーミングのヒントにもなりそうです。
心構えというにはあまりにも
ユニーク。
技術系コンサルタントだけが読むのは
もったいないなと思いました。
コンサルタントとは何たるか?
を語るなかで、
ときおりでてくるネーミングや法則が面白い。
90年代の本ですが、
現在は49刷。
色あせない本はいいですね。
バックストーリーをふまえたネーミングは、
とても勉強になります。
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『コンサルタントの秘密』(G.M.ワインバーグ/共立出版)<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320025377/withup-22/ref=nosim広げれば広げるほど薄くなるさ。
ラズベリージャムの法則。コンサルタントの第一法則
依頼主がどういおうとも、問題は必ずある。コンサルタントの第二法則
一見どう見えようとも、それはつねに人の問題である。コンサルタントの第三法則
料金は時間に対して払われるのであって、
解答に対して支払われるのではない、
ということを忘れてはならない。どんな業種にも多くのトレードオフ関係が存在しており、
コンサルタントはそれらを見つけ出して
依頼主の注意をうながす義務がある。あとで何が必要になるかがいまわかっているなら、
トレードオフの問題は存在しないのだ。「あなたはこうおっしゃったのですよ。
『それはむずかしい問題です。そのお手伝いならできます。
で、その費用はこれだけです。』とね。
それであなたはオレンジジュース・テストに合格したのです」なおせなかったら機能にしてしまえ。
われわれはたいがい、商品ではなくレッテルを買う。
また言語学者や哲学者は、同じことを次のように表現する。
事物の名称は事物にあらず。真のエキスパートは、状況のさまざまな面を見ることができる。
これに対して初心者は、大きいこととか歯とか、その他
一番目立つものしか目に入らないのである。過去の栄光は未来の墓場である。
参照:
『コンサルタントの秘密』(G.M.ワインバーグ/共立出版)<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320025377/withup-22/ref=nosim
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というわけで、
●「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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で、「何」を買っているのか?
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第11章「サービスの売り出しかた」のところで、
レストラン評論家ダンカン・ハインズ
のエピソードがありました。
「ダンカン・ハインズの違い」
と呼ばれているようですが、
これは本当に人間心理をうまくついているなと思いました。
「自分の卵を入れると、味がよくなる」
という発見。
「そうよ、あたしが<自分で>焼いたのよ」
と、言える事実(笑)
それぞれの業界において、
違いをつくる「卵」をさぐってみたいと思います^^