『続・一日一生』(酒井雄哉著/朝日新聞出版) vol.252
こんにちは、
本日の一冊は
『続・一日一生』(酒井雄哉著/朝日新聞出版)です。
阿闍梨(あじゃり)、です。
不思議なこともあるものです。
今週はたくさん本を読んだのに
どれも私の心にピンとこなかった。
で、どうしたか?
ひと仕事終えて、
書店に行きました。
私の今日の心に、
もっともフィットした言葉が
ようやくみつかりました。
「千日回峰行」という生半可ではない
厳しい修行を二度も成し遂げた人です。
この400年で
たった3人しかいないそうです。
そのうちのお一人が
今日の著者。
総歩行距離は約4万キロで、
なんと地球一周分!
さらには堂に9日間こもり、
一切の食事や水、睡眠を断って
不動明王の真言を10万遍唱える。
書くのは簡単ですが、
私には想像がつきません。
すでにお亡くなりになっていますが、
天台宗大阿闍梨に一度
お会いしてみたかったです。
どんなオーラを放っていた方なのか。
一日一日、
スケジュールをこなす!
ということに躍起になっていた自分に
必要な言葉はこれだったのかと思いました。
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今日この一日に、「ありがとう」
今日を大事にしなかったら、明日はない
大事なことは、せっかくいただいた命をいかにして生きるか、
ということでしょ。(略)そして、ひとつでもいいから世の中に対して
いいことをして、自分の人生にお返しをしていきましょうということだな。
いつも動いていて、すべてがつねに変わっている。
諸行無常なんですな。
過去は変えられないし、先はわからない。
「お前はこの世に何しに来た」そう問い続けよ
世の中には必ず一人ひとり持ち場がある。
自分の人生として、何をすべきか。
呼吸が乱れてくると、体が疲れてくる。体が疲れてくると
前に進まなくなって、心が動揺してくる。
いま生きているということは、何か世の中に対してすることがある
何かを欲しい、欲しいというのは欲といい、
いま持っているものを手放したくない、というのを執着という。
だれの人生にも必ず、一人ひとりの「大局」があるんだよ。
参照:『続・一日一生』(酒井雄哉著/朝日新聞出版)<Amazonで購入>
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○
├○ その「問い」に答えられる人生を送ろう。
├○
└───────────────────────────────────┘
私もつねに考えていることがあります。
「人間、生きている限り、
やるべきことがあるはず」
という大前提です。
成し遂げるべき課題から逃げてはいけませんが、
一日、一日、ありがとう!と
心の中で手をあわせる気持ちは
忘れないようにしたいですね。