『狛犬かがみ』たくき よしみつ著 vol.136
本日の一冊は
『狛犬かがみ』たくき よしみつ著です。
ガードマン、です。
今年最後のメルマガとなります。
ではさっそくいってみましょう!
先日、本棚を整理していたら
思わず手にすいついてきた本。
「そうか、取り上げてもらいたんだな」
と思った私です。
本日とりあげる「主人公」に
会ったことがない人はいないと思います。
とくにお正月。
必ず神社などで出会っているはずです。
狛犬(こまいぬ)です!
25年間も狛犬にとりつかれた著者の
コメントと写真からはあふれんばかりの
愛情が伝わってきます。
どこの神社にあるかはもちろん、
英語版での解説もついており
全面カラー掲載!
正直いって、眺めているだけで
神がかっているのでぞくぞくしますよ。
●江戸獅子と浪速狛犬
●見る角度によって表情が変わる狛犬
●上から見下ろすことを計算した狛犬
●戦前の神がかり的な狛犬
ううぅ~、もどかしい!!
今回はこの世界観を正確に語りうる
言葉を持ち合わせません。
みなさんのご近所の神社に
すごいお宝の狛犬がいるかもしれないので
お正月に見逃さないようにしてくださいよ!!
とにかく永久保存版です。
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『狛犬かがみ』
(たくき よしみつ著/バナナブックス)<Amzonで購入>
http://amzn.to/tbkMkb狛犬の起源については諸説あるが、源流までさかのぼれば、
古代オリエントやエジプト文明にまで行き着く。
端的にいえば、狛犬の元は獅子像である。日本で狛犬が初めて誕生したのは、奈良または
平安時代の宮中と考えられている。中国獅子は狛犬の祖先ではあるが、狛犬ではない。
中華料理店の入り口などに置かれているのと同じものが
寺社にも入り込んでいるが、それをさして「狛犬だ」
というのは間違いである。広島には玉に前脚を乗せたポーズの獅子型狛犬が多い。
佐渡の狛犬の多くは、頭がヘルメットをかぶったように見え、
映画『スターウォーズ』のダースベイダーそっくりだ。狛犬を見るうえで大切なことは、まず、コピーなのか
オリジナルなのかを見極めることだ。尾は石工が「凝りやすい」パーツのひとつ。
狛犬を見るときは必ず後ろ姿も確認しておこう。参照:
『狛犬かがみ』
(たくき よしみつ著/バナナブックス)
<Amazonで購入>
http://amzn.to/tbkMkb
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というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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├○
├○ 背中に個性を。
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日頃はインスピレーションを受けて
取り上げる本を選んでいますが、
年末にはやはり時期を考慮している気がします。
過去どのような感じでその年の最後の
一冊を選んだか、振り返ってみました。
お時間ある方はぜひご覧くださいませ^^
▼2010年を締めくくったのは…
※今年一年をしめくくる一冊!理由を見つけたくて、書く!?
http://www.shirayu.com/letter/2010/000187.html
▼2009年を締めくくったのは…
※年末の慌ただしい時期にこそ、この一冊
http://www.shirayu.com/letter/2009/000097.html