事実だけを伝える伝言ゲームをしていないか?
あなたは、
「示唆」を出していますか?
示唆に富んだ意見、
という使われ方をしますよね。
「示唆」という言葉は、
経営大学院時代にある教授に
叩き込まれました。
経営のケーススタディを
よみとくわけですが、
事実を整理しただけの話をすると、
——————————
「で、示唆は何?」
——————————
答えられないと、
考えてから意見しろ、
というような感じで
容赦ないわけですね。
示唆を英語にすると、
Suggestion(提案)です。
つまり、
教授が言いたかったのは、
——————————
事実はわかった。
で、それをふまえて
君の提案は何なのか?
——————————
なわけです。
事実をおさえたうえで、
●こう思う
●だからこうした方がいい
●このように舵をきるべきだ
ここまで言えないと、
経営大学院では評価されませんでした。
あなたは、
示唆を含んだ意見が
言えているでしょうか?
提案するには、
その先の道筋を自分の中で
シミュレーションしておく!
という必要があります。
それができて、
はじめて自信をもって
Suggestion(提案)できる。
これを、日々意識していると、
仕事の仕方も変わるはず。
自分の頭で考えるクセが
ついている人は、
当たり前にできていること。
事実を把握して、
それを伝えるだけでは、
——————————
ただの伝言ゲーム
——————————
です。
仕事は伝言ゲームではありません。
あなたも
時折、自分自身を
振り返ってみてくださいね。
今日もすばらしい一日を!
※芝蘭への質問はこちらから
https://m.shirayu.com/p/r/p73pbV6G
※『死ぬまでに一度は読みたいビジネス名著280の言葉』
(芝蘭友著/かんき出版)
https://www.amazon.co.jp/exec/