「図解」と「言葉」のせめぎ合いをどう制するか?
こんにちは、
ストーリー戦略コンサルタントの芝蘭友です!
いかがお過ごしですか?
本当に一週間があっという間ですね。
今日もはりきっていきましょう。
いつも「図解」という言葉を見ると、
思い出す友人がいます。
経営大学院時代に一緒だった
仲間です。(年商100億超の某企業CEOです)
「ベンチャー戦略」という科目で
一緒だったのです。
私はいまでも彼に言われたことが
忘れられません。
なんと言われたか?
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「ねぇ、芝蘭ちゃん、あのさ、
ガムテープで口をふさがれて
一言も話せない状況でさ、
みんなにわかるように準備してくれない?」
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でした。
その後、すぐに、
「あ、あと、手を使って説明するのも
無しってことで考えて!」
でした。
拷問か!?
と思いました。
あなたももし同じ状況に立ったら
どうしますか?
考えられることは、ひとつですよね。
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「図解」しかない!
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です。
女性向けサービスの
ビジネスモデルだったのですが、
私をのぞく同じグループのメンバーが
みんな男性!!
なので、
共通認識にかなり
ズレがあったのですね。
はい、私はがんばりました。
夜中までかかって気がついたら、
外から雀の鳴き声が
ちゅんちゅん、と聞こえるくらい。
翌日、みんなに図解を見せて
私の頭の中を理解してもらえました。
いまでも思うのです。
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わかりやすい図解は、言葉を超える。
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です。
そして何よりわかったことは、
自分が本当に理解できていないと、
相手に伝わる図解が描けない!
ということです。
では、「図解」は「言葉」よりも有能なのか?
いまはこう思います。
わかりやすい図解を見て、
感動して泣く人はいないでしょう。
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「図解」と「言葉」は役割が違うから
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です。
図解には残念ながら、
「思想」や「哲学」は宿りません。
わかりやすい「状態」として示されるのみ。
ただ、やはり言葉で人を動かす前に、
大事なことが「前提」としてあるのです。
それは、
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共有されなければ、議論も始まらない
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ということ。
あなたの想いは、
まわりの人とちゃんと共有されていますか?
今日もすばらしい一日を!