『持続可能な資本主義―100年後も生き残る会社の「八方よし」の経営哲学』(新井 和宏著/ディスカヴァー・トゥエンティワン)vol.571

2020年10月13日

八方よし、です。





三方よし。

これは、
近江商人の言葉ですね。

三方ではなく、
これからの持続可能な社会においては、
八方よし、
を意識しなければならない
という話です。

「8」という数字って
末広がりな感じでいいですよね。

八方とは、
1.社員
2.取引先
3.株主
4.顧客
5.地域
6.社会
7.国
8.経営者

です。

いい会社にしか投資しない、
という元鎌倉投信の
ファンドマネジャーが書いた

リターンをお金、
ととらえない考え方です。

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100年後も生き残る会社の
「八方よし」の経営哲学』
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「いい会社」や「いい地域」には、
多くの「見えざる資産」が残っています。

「いい会社」とは「これからの
社会に必要とされる会社」、
「経済性と社会性を両立
している会社」を指します。

「いい会社=これからの社会に
必要とされる会社」が、
なぜ成長しているのか?その
直接的な理由は「社会性を追求すると、
お客さまからの信頼が生まれるから」です。

つまり、「リターン=お金」のもとでは、
「効率よく稼げるかどうか」が
最大のモノサシになるのです。

自分が投じたお金が、
「いい会社」を通じて社会の役に
立っている。そして「いい会社が成長し、
社会が豊かになれば、
受益者の心も豊かになる。これが
「社会の形成」「心の形成」の
意味するところです。

「いい会社」を定量化しようと
することの危うさを自覚したのは、
リッツ・カールトン・ホテルの
元日本支社長、高野登さんと
お話しさせていただいたときです。

「どうしたらホスピタリティを
定量化できるのでしょうか」。
そう尋ねる私に高野さんはぴしゃりと
「ホスピタリティを定義してはダメだよ」
とおっしゃいました。
「ホスピタリティを標準化すると
ただのサービスになってしまう。
ホスピタリティは、一期一会なんだ」と。

では、企業のステークホルダーに
ファンになってもらうために、
もっとも重要なものとは何でしょうか。
それは、事業に対する大義、
すなわち「経営理念」です。

顧客や社員や株主に経営理念に
共感してもらうことから、
ファンづくりの第一歩がはじまります。

「八方よし」の「いい会社」ほど、
経営者と社員は同じ方向を向いています。
どの会社でもその力の源泉は、
経営理念にあるのです。

たとえばカゴメでは、国内農業の
持続可能性追求のため、
トマトジュース原料の
全量国産化を目指しています。

コミュニティへの帰属感、安心感も
またマザーハウスがお客さまに
提供するリターンのひとつなのです。

日本環境設計では、地上にある
有機物のごみのことを「地上資源」
と呼んでいます。(略)
戦争や紛争の多くは、地下資源を
めぐる権益争いから生じます。
ですから地下資源が必要のない
社会になれば、戦争はなくなる。

一言でいえば、企業とは「理念」
そのものです。理念は、
存在意義と言い換えてもいいでしょう。
何のために存在する企業なのか。
事業を通じて、どのような
社会をつくりあげたいのか。

日本のNPOに足りないもの、
それは「付加価値へのこだわり」と、
生み出した付加価値の「見える化」です。

私は、これまで山に大事なことを
ふたつ教えてもらいました。
ひとつは、
「自然なあり方には多様性がある」
ということ。

もうひとつは、
「不自然なものは必ず淘汰されていく」
ということ。当たり前ですが、
山には「自然」なもののみが存在しています。
木、虫、鳥、動物、キノコ……
何ひとつ、自然の摂理に逆らって
生きているものはありません。


参照:
『持続可能な資本主義―
100年後も生き残る会社の
「八方よし」の経営哲学』
(新井 和宏著/ディスカヴァー・トゥエンティワン)vol.571
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というわけで、



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みんなを幸せにする考え方、できていますか?
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なんていうのか、
この本を読んでいろいろと
自分の中にある
違和感のひとつに回答がでました!

どこに違和感が
あったのかというと、

ある仕事関係者が、
「●●すると、▲▲になるから、
とても効率がいいんだ」

という意見でした。

うーん。
そうかと。

リターンがお金、
というところに直結するので

たぶん、
正直なところ
共感できなかったのだな、
と自分を発見した次第です。

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