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BOOK REVIEW書評

『超・箇条書き』(杉野幹人著/ダイヤモンド社)vol.360

こんにちは、
本日の一冊は、
『超・箇条書き』(杉野幹人著/ダイヤモンド社)です。

『超・箇条書き』(杉野幹人著/ダイヤモンド社)

ビュレットポイント、です。

当たり前のことだけど、
目からウロコが落ちた!

というのが
本日ご紹介する本です。

「箇条書きは、
情報処理の技術である」

ということ。

つまり、
そのアウトプットとして
見えてくるのは何か?

というと、

あなたの頭の中!

ということですね。

箇条書きというアウトプットは、
その人の頭の中の
CPUを示しているようなもの。

恐いですね。

ということで、

プレゼンにしても、
人を動かすにしても、

「魅力的にまとめた言葉」

が必要だということです。

10倍速く、
魅力的に伝える技術の
切り口が『超・箇条書き』にある。

なるほどね!

切り口がいいなと
感心してしまいました。

 

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『超・箇条書き』(杉野幹人著/ダイヤモンド社)

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「箇条書き」こそ、これからの時代の
最強のサバイバルスキルなのだ。

箇条書きは単なる文章術ではない。
人を動かすための情報処理の技術なのだ。

たった数行の箇条書きが
あなたの評価を決めてしまう。

ビッグデータや人工知能という
言葉が流行っているが、
その前提には「情報量に対して
人間の情報処理能力が足りていない」
という時代の流れがある。

3つの技術的要素とは、
「構造化」「物語化」「メッセージ化」である。

物語化では、相手が関心をもって
最後まで読み切れるように、
相手のコンテキスト(文脈)を考えて
全体の流れをつくる。

ただ羅列するのではなく、
1つひとつの文の並びに意味をもたせればよい。

レベル感を整えるには、いくつかのコツがある。
本書では、「自動詞と他動詞を使い分ける」、
「直列と並列で考える」、
「ガバニング」の3つに触れる。

本来は動詞であったところを名詞にして
体言止めにするのは、全体像の理解を妨げる。
このため、『超・箇条書き』では
体言止めはご法度なのだ。

直列型と並列型の違いは何か。
それは時間軸の使い方にある。

外資系コンサルなどで「ガバニング」
と言えば、一般に「頭出しのまとめ」を意味する。

相手が忙しかったり、
せっかちだったりすればするほど、
イントロが勝負になる。

箇条書きで伝えるときには、
相対的なMECEで考えるべきだ。

スタンスをとるとは、伝えたいことに対して
「自分の立ち位置」を明確にすることである。
賛成なのか、反対なのか。
A案なのか、B案なのか。
やりたいのか、やりたくないのか。

比較も使いようによっては否定になる。
絶対的な否定が使いたくない人は、
比較によってソフトに否定するとよい。

スタンスをとり、メッセージ化することで、
相手の心に響き、相手を考えさせる。

参照:
『超・箇条書き』(杉野幹人著/ダイヤモンド社)
<Amazonで購入>
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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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箇条書きで見られている、頭の中。

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世界的には、
箇条書きのことを、
「ビュレットポイント」と呼ぶそうです。

Bullet Points

です。

たしかに言われてみれば、
箇条書きって
情報処理能力ですよね。

芝蘭は、
『コンテキスト思考 論理を超える問題解決の技術』(東洋経済新報社)
https://goo.gl/o9gtDl

は、永久保存本なのですが
この共著者が今回の本の著者でした。

こういうときは本当に
一読者としてうれしいものです!

なにが?

安定感のある著者
ということで
強く記憶にインプットされます。

 

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