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BOOK REVIEW書評

『フォーカス』(ダニエル・ゴールマン著/日本経済新聞出版社)vol.335

こんにちは、

本日の一冊は

『フォーカス』(ダニエル・ゴールマン著/日本経済新聞出版社)です。

 

『全面改訂版 はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』(デビッド・アレン著/二見書房)







フォーカス、です。







火曜日にメルマガが来ない!





と思っておられたみなさん、

大変失礼いたしました。





昨日はあまりにも配信時間が

遅くなりそうだったので、

自粛いたしました。





水曜の午前に配信ですが、

よろしくお願いします。





さて今日はなんだかんだで、

2015年度最後のメルマガ!





となります。





はりきっていきたいと思います。





・情動ハイジャック

・EQ

・マシュマロテスト





と言えば

読書好きな方は、

おそらく思い出すと思います。





全世界500万部を突破した

———————————————————

『EQ こころの知能指数』

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ですね。





著者はダニエル・ゴールマン。





今日の本はその

ダニエル・ゴールマンの最新刊です。





テーマが、

「集中力」ということも

興味深いので読んでみました。





ビジネスリーダーたちは、

ますます増大するプレッシャーに

さらされている!





という昨今。





そんなときに頼りになるのは、

3つの集中力だそうです。





・自己への集中



・他者への集中



・外界への集中





そしてそのバランスが重要で、

ここぞというときにその集中力が

しかるべきタイミングで発揮できるか?





これが大事だというのです。





そういえば、

先日ある作家が原稿の手直しを

しなければならないのに、





「集中できない!」





と嘆いていました。





フロー状態を一日に

一回以上経験する人は、

全体のわずか20パーセント!





なんだそうですよ。

 

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『フォーカス』(ダニエル・ゴールマン著/日本経済新聞出版社)

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集中力は、自己への集中、他者への集中、外界への集中、

の三つに分類できる。よりよく生きるためには、

三つの集中すべてに熟達することが必要だ。



自己への集中ができないリーダーは、舵取りを誤る。



フロー状態を一日に一回以上経験する人は、全体のわずか

二〇パーセントしかいない。一日に一回もフロー状態に

至らない人は、一五パーセント前後にのぼる。



人の注意を散漫にさせるデジタル機器に囲まれた生活は、

ほとんどつねに脳に負担がかかっている状態なのだ。

そして、その負担の代償として、自制がすり減っていく。



マインド・ワンダリング(心の徘徊)



集中を妨げる最大の要因は、他人のおしゃべりではなく、

むしろ自分の頭の中のおしゃべりなのである。

何かに完全に集中すると、この内なる声は沈黙する。



人類の歴史を通じて、システム認識は、人間が生きのびるために

周囲の生態系を理解しなければならないという切迫した

必要性に駆られて発達してきた。



ストーリーは、注意を引くだけでなく、注意を保持できる。



人々は、リーダーが何を重視しているかを感じ取り、

それにもとづいて集中の対象を選ぶのだ。



自己への集中と他者への集中にもとづく自己コントロールや

社会的スキルは、目標達成に必要な人間力を発揮するための

EQの土台となる。



指導力の優れたリーダーは、集団と共鳴し集団の士気を高める

共通理念を明快に語ることができる。



優秀なリーダーの決断は、単純な損得勘定にもとづくものではなく、

経済の論理を超えたレベルにある。



自分たちの持てる能力をいったい何のために使おうとしているのか

わたしたちは自問してみる必要がある。





参照:

『フォーカス』(ダニエル・ゴールマン著/日本経済新聞出版社)
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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!

┌─────────────────────────┐

├○

├○  どこにピントを合わせていますか?

├○

└─────────────────────────┘





そういえば、

昔からこの人はすごいな!





と思う人には、

抜群の集中力があった気がします。





集中力って、

リーダーの要素に不可欠!

なんてあまり見かけないですよね。





だから面白い。





集団と共鳴できるか?




という文言もあったのですが、

これはまさにいまの時代だからこそ

受けいれられる気がします。





共鳴。





フォーカス。

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