『文章がうまくなるコピーライターの読書術』鈴木康之著 vol.70

2010年05月14日


こんにちは、

本日の一冊は

『文章がうまくなるコピーライターの読書術』鈴木康之著です。

 

『文章がうまくなるコピーライターの読書術』鈴木康之著

 

 

「語覚」が大事です。

 

 


以前、「銀座サローネ」の中でも
紹介して使用したことがあるのが、

『名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方』
http://bit.ly/a024zu
です。

私の中で永久保存版です。

文章を書く人は絶対に読んでおくべき本です。
『名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方』(鈴木康之著)
http://bit.ly/a024zu

さて、40年にわたり広告業界の第一線で活躍し、
日経産業新聞広告賞などの審査員もつとめる
上記の著者、鈴木氏の新刊。

読ませる書き手は、本の読み方が違う!
というテーマに挑んでおられます。

なぜ挑んでいると書いたかというと、
それは昨今の読書術とはまったく対極をいくからです。

おそらく前提としての考え方に
好き嫌いはあるでしょうが
私はAGREE!でした。

 

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『文章がうまくなるコピーライターの読書術』(鈴木康之著/日本経済新聞出版社)

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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532195411/withup-22/ref=nosim 


広告コピーも、企画書も、その他の文章すべて、読者は単独です。
手紙のように読みます。

分かりきったことですが、気にしないと、気づきません。

推理小説の結末と伏線のように、いい文章には、
いいメッセージ・テーマとそのための仕掛けがあります。
書き手が書きたいこと、読者に伝えたいことです。

この文章の書き手が書きたいところは、これかな、
いやさっきの1行かな、と探りながら読むのが読書の醍醐味です。

じっくり書いた人と、じっくり読んだ者のゲームといってもいいでしょう。

研ぎ澄まされた1文字、1語、1文で仕事するのが、
コピーライターです。ぬるい、だらだらとした文章では
人は興味を持ってくれません。読んでくれません。

読書の「書」は書物の「書」だけではありません。
1文字しか書いてない書道の「書」でもあるのです。

私の好きな神様は「世間様」と「お天道様」です。
どちらもとても怖いし、優しいし、助けられもし、罰も当たります。

(略)ですから、書き手は書き出しに勝負をかけます。
演技力、命題、趣味、センス、品格、ともかくだいじな何かを、
そこに置いて、そこから始めます。

レトリック、つまり修辞法、言い回しには、チャペック式の一覧表、
列記法、ドリアン式の強調法、称賛法のほかにも、
優劣つけ難し法、無視法、蔑視法、曖昧化法、
責任逃れ法などなどいろいろあります。

面白く書こうとする時ほど、基本に立ち戻ってください。(略)
読む人が面白がるのは、言い換えれば、読む人が
関心を持つものです。

読む人は書いた人の思いと違った読み方をします。
ですから、書くということは、書いたものを、読む人の目で
読むことでもあります。他人の目、他人の頭で読むこと。

18歳にしてプロゴルフの賞金王になった石川遼君。
彼が大人たちの心を魅了しているのも言葉です。

「語覚」はトレーニングで養えます。雄星君も遼君も、
本が好きです。読書家です。私はこの目で見て知っています。


参照:
『文章がうまくなるコピーライターの読書術』(鈴木康之著/日本経済新聞出版社)

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というわけで、

 


●「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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仕掛ける楽しみ。読み解く楽しみ。

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実は、私も文章を書いているときよりも
読み返している時間の方が長いのですが、
それはやはり読み手の脳にシフトして
振り返ることが大事だと思っているからです。

豊かなイマジネーションの世界へ
いざなってくれる担い手。
ステキすぎますね。

私は友人知人、そしてクライアントさんに
このような方が多いことに誇りを感じます。

 

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