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BOOK REVIEW書評

お客さんの動線の作られ方

こんにちは、

スポーツジムのマシンレイアウト変更にひとこと物申したい

芝蘭です。

 

 

先日、とある薬局でのひとこま。

 

60代とおぼしきおばさんが、

お掃除用品を手にとり、叫んでいました。

 

「これは、パッケージがオレンジ色に変わったのよね?」

 

近くにいた女性店員さんは、

「いいえ、変わっていませんよ。もしかして」

 

 

と、数メートル先にトコトコと歩いて行き、

とある商品を持ってきて、おばさんに見せました。

 

「もしかして、○○社のこれをお探しなのではないですか?」

 

「あら、そうよ、それよそれ!」

 

おあばさんは、オレンジ色の特価品を投げ捨て、

その黄色いパッケージの商品を

うれしそうにカゴに入れました。

 

 

(なるほどね)

 

 

お客さんは商品の名前なんて、

これっぽっちも覚えちゃいない(笑)

 

たしかに、

その黄色いパッケージの品は、

少し前までその棚においてありました。

 

その店員さんが近くにいなければ

 

おばさんは

間違いなく、

パッケージの色が変わったのだと勝手に解釈し、

他社商品をレジに持っていっていたことでしょう。

 

しかも、

それが

いつもの商品を買っているという

「勘違いのもと」に、

です!

 

人間って、こんなふうに

空間で認知していることが多いんですよね。

 

「体感覚が動線を作り出している」という事実。

 

私がスポーツジムのレイアウト変更に
物申したいのもこれと同じ原理です。

 

身体がいつもの動線を作り出すのですが、

 

(あれ、あのマシンがない???)

 

(なんだ、あんな遠くに移動したのか)

 

(けっ、面倒くさいな、ま、いいか)

 

 

となってしまうわけです(笑)

 

スポーツジムのレイアウトは、
とくに売上げに影響は与えません。

(横着をきめこんだ責任は、自分に返ってくるだけです)

 

 

膨大な商品を扱うお店で、

大幅なレイアウト変更をした場合は、

「いつもの商品」を見つけられない人が

必ずでてきます。

 

さきほどの女性店員さんのように

「機転のきく人」を近くにおいておかなければ、

お客さんは知らず知らずのうちに

他社商品に乗り換えてしまいます。

お客さんの

いつもの体感覚、

動線、

をバカにしていてはいけません。

 

ということで、

 

 

 

●「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

お客さんは、
商品名なんか覚えちゃいない。

お店の勝手なレイアウト変更は、
他社商品が食い込むチャンス。

体感覚により、お客さんは動線を
つくりだしている。

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さて。

 

銀座サローネ&引越しのてんやわんや続編です(笑)

 

先日、建築事務所につとめている方と
名刺交換をしました。

「芝蘭さんのWEBを拝見させていただきました。それで、実は」

 

もう一枚、名刺を差し出されたので、

 

(プライベート名刺かな?)

と思っていると、

 

その方のお父様の名刺でした!

 

 

 

「実は、父を銀座サローネか、
芝蘭さんのコンサルにおくりこもうと思っています!」

 

と。

(え?)

 

 

某出版社系の印刷会社の社長さんでした。

 

 

なにより、その方(20代男性)の
父親思いの熱い心に感動してしまった芝蘭友です。

 

銀座サローネに書いてある、

「表現力の差が所得格差を生む」

というところに、
敏感に気づいておられる男性でした。

 

で、

ふと思ったわけです。

 

銀座サローネで、私は何を伝えるのかということ。

 

 

 

日頃、私が感じている疑問を
吹き飛ばしてくれるような
ひとことを見つけたので紹介します。

『ミザリー』『スタンド・バイ・ミー』『グリーンマイル』
などの著作で知られる
作家スティーブンキングの言葉です。

———————————————————–
『小説作法』(スティーブン・キング著/アーティストハウス)より
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901142674/withup-22/ref=nosim

文章はなぞることができても、感性は真似られない。

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私は感性豊かな人が、大好きです。

「感性」は「個性」のかたまりだから(笑)

私が個性に異様な執着を示すのは、有名な話。
私の友人ならきっと、ここで笑っているはず(?)

 

どんなに型を真似ようが、

誰かをお手本にしようが、

書籍に書いてることを実践しようが、

その人らしさ、そのキャラというのは、

隠せないもの。

 

●あふれ出ている個性

●ビジネスへの姿勢

 

この2つに共感できたとき、

私の頭の中には、

その人がどの方向にむかえば、より輝くのか?

という答えは自然と出るのです。

 

 

銀座サローネでやろうとしていること。

それは、

「新規ビジネスのヒントを見つけて帰ってもらうこと」です。

 

なんだか壮大、ですね(笑)

 

さっき、気づいたのです。

コンサルティングをさせてもらった人は、
みんな、私のアイデア支援から
いま、猛烈に新たなビジネスを立ち上げていると。

 

なかには、
特許申請にまで動いている人もいる!(驚き)

 

行動心理学、
シナリオのメソッド、キャラクター作り、
出版業界の中で学んだブランディングメソッドの
集大成を銀座サローネでお伝えします。

 

最後に。

 

面白い人間からは、やっぱり面白い言葉がでてきます。

 

つまり、

究極の表現者は、

つねに自分を磨き続けている人なのです。

 

 

今週はこんな感じです。

 

では、次回もまたおつき合いくださいませ。

 

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