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BOOK REVIEW書評

『言葉力が人を動かす―結果を出すリーダーの見方・考え方・話し方』(坂根正弘著/東洋経済新報社)vol.150

本日の一冊は

『言葉力が人を動かす―結果を出すリーダーの見方・考え方・話し方』

(坂根正弘著/東洋経済新報社)です。

 

『言葉力が人を動かす―結果を出すリーダーの見方・考え方・話し方』(坂根正弘著/東洋経済新報社)
 
 

 

生命線、です。

 

 

え~、
手相の話ではありません。

リーダーにおいて
「言葉は生命線である」というお話です。

「芝蘭さんが好きそうな本ですね」
というご意見は甘んじて受け入れます。

THE・言葉力!

ですが、
話術の本ではありません。

リーダーのための話し方の本です。

企業再生の際にリーダーが
どのような言葉を使うのか?

結果を出すためにリーダーは
どのような言葉を使わなければならないのか?

社長に就任して初の決算800億円の純損失から
翌年より6期連続の増収増益!

ハーバード・ビジネス・レビュー誌で
日本最高位に評された経営者!

日本にはまだまだこんな素晴らしい経営者が
たくさんいるんですね。

日本、がんばれ!

わたしも、がんばれ!

 

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『言葉力が人を動かす―結果を出すリーダーの見方・考え方・話し方』
(坂根正弘著/東洋経済新報社)

<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492533052/withup-22/ref=nosim

人を動かすのは、つまるところ言葉である。

よく「上は下を見るのに3年かかるが、
下は上を見るのに3日もあれば十分だ」という。

人を動かす言葉が成立するには、いくつかの条件がある。
その1つは、その言葉が決して本質を外していないことだ。

削減目標を500億円にした根拠は、当時の売上が
1兆円であり、ベンチマークとした米国のA社との
固定比率の差が6%だったからだ。

「負けてもいい」などということが言えるのは、
社長1人だけである。したがって社長には
「何を犠牲にするか」を明確に伝えるという役目がある。

しかしファクトは、必ずしも問題点をつかむことに限らない。
本当に見つけなければいけないファクトは、
自分たちの「強み」である。

トップリーダーの決断は多くの人に大きな影響を与える。

米国と中国がいまの日本と同じレベルの高齢化社会に
なるのは2040~2050年、インドや東南アジア諸国では2060年以降だ。

特に改革の現場では、最初に「何を犠牲にするか」
を決めることが大事だ。

大勢の人を説得するには、自分の言葉で語るしかない。

「言う」を「成す」と書いて「誠」。

断言するが、リーダーには人から信頼を得る人望が
備わっていなければならない。下の人間がついてこないタイプは、
どんなに勉強していてどんなに頭がよくても、
それはリーダーたり得ないのだ。

世界で通用する人材やリーダーとは、英語で流ちょうに
話せる人ではなく、話の中身のある人間だ。
この優先順位を間違えてはいけない。

一番大事なことは、論理の合理性の根拠を、
世界の変化に置くことだ。

参照:
『言葉力が人を動かす―結果を出すリーダーの見方・考え方・話し方』
(坂根正弘著/東洋経済新報社)
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492533052/withup-22/ref=nosim
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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○                                
├○  命の言葉。      
├○ 
└───────────────────────────────────┘

普通に話をしているつもりですが、

「芝蘭さんって、表現が面白いですね」

とよく言われます。

たぶん、
これは、
おそらく、

ほめ言葉!?

 

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