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BOOK REVIEW書評

『生きるとは、自分の物語をつくること』小川洋子、河合隼雄著 vol.141

本日の一冊は

『生きるとは、自分の物語をつくること』

小川洋子、河合隼雄著です。

 

『生きるとは、自分の物語をつくること』小川洋子、河合隼雄著

 

 

矛盾、です。

 

 

ビジネスの世界では
整合性ってとても大事な概念です。

でも、人間はどうなんでしょう。

今日は人間と機械の違いを
たったひとつ伝えたいために
送り届けるようなメルマガになりそうです。

 

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『生きるとは、自分の物語をつくること』(小川洋子、河合隼雄著)

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僕らはやっぱり28言うたら完全数と思いますもん。(河合)

球が切れるとか。主語が球なんですね。(小川)
プロになるほど、そういう。素人は自分の投げた通りに投げてる。(河合)

やさしさの根本は死ぬ自覚だと書いてます。やっぱりお互い
死んでゆくということが分かっていたら、大分違います。
まあ大体忘れているんですよ。みんなね。(河合)

普通の人が面白半分に作った箱庭が、一番つまらない。
言い方を変えると、ごまかせるのが普通の人なんです。
大きい問題を持ってる人は、ごまかしようがないんです。(河合)

『源氏』より以前の世界では、人が死ぬということについては
「誰それが死んだ」という漢文の記述でしか残っていない。(小川)

「個」というものは、実は無限な広がりを持ってるのに、
人間は自分の知ってる範囲内で個に執着するからね。(河合)

人間は矛盾しているから生きている。
全く矛盾性のない、整合性のあるものは、
生き物ではなく機械です。(河合)

矛盾との折り合いのつけ方にこそ、その人の個性が発揮される。(小川)

そしてその時には、自然科学じゃなくて、
物語だとしか言いようがない。(河合)

参照:
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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○                                
├○  人間、万歳!       
├○ 
└───────────────────────────────────┘

わたしは経営者の方々のストーリーに
寄り添える仕事ができて、
本当にしあわせ者だと思います。

わたしを信頼してくださるみなさんの
期待にこたえ続けられる存在であろう。

改めてそう感じたのでした。

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▼ 著者、西沢知樹さんからご感想をいただきました^^
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西沢です。
たいへんごぶさたしております。

前々からお伝えしたかったのですが、
メルマガが大変面白いです!

読書系のメルマガは数多くありますが
構成・切り口と独自のものがあって毎回
唸らされています。

これからも楽しみにしています。
またお会いする機会を楽しみにしています。

西沢知樹

↑  ↑  ↑

ありがとうございます!

「構成・切り口と独自のものがあって毎回
唸らされています」

最高のほめ言葉ですね。
いつも読んでくださってありがとうございます。
こうやって私はみなさんに力をもらっているのですね。
これからもよろしくお願いいたします!

 

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