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BOOK REVIEW書評

『12人の漁師たちを優秀なマーケターにする方法』 (ジョー・ヴィタリー著/フォレスト出版)vol.171

本日の一冊は

『12人の漁師たちを優秀なマーケターにする方法』

(ジョー・ヴィタリー著/フォレスト出版)です。

 

『12人の漁師たちを優秀なマーケターにする方法』  (ジョー・ヴィタリー著/フォレスト出版)

 

 

レジリ、です。

 

 

翻訳。
林田レジリ浩文 。

 

私の記憶に残っている本に、

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『オレなら、3秒で売るね!』

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があります。

永久保存版です。

圧倒的なウリって何?
魔法の方程式って何?

みたいなことが書かれてある本ですが、
とにかく、この小気味よい文章は何だ!
と衝撃を覚えた記憶が残っています。

人によっては、
なんだ偉そうだな!!
と思う文体かもしれません。

でも、イヤじゃない。
いや、むしろ面白い。

小説ではあるまいし、
当時読んだ感情がよみがえってくるって
なかなか珍しいと思うのです。

数千冊のマーケティング本を読み漁り、
心理学関係の本もおさえている。

レジリ。
(あ、呼び捨てにしちゃった。ま、いっか)

訳がとんちんかんだと
テンションさがりますからね。

ということで、彼の翻訳でまた
新刊が読めるかと思って嬉しくなったのでした。

 

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『12人の漁師たちを優秀なマーケターにする方法』
(ジョー・ヴィタリー著/フォレスト出版)

<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894515237/withup-22/ref=nosim

目の前にあるものの奥を見るようにしよう。

冗長になることなく、わかりやすく、
興味を掻き立てるように語ること。

あなたのビジネスがお客様にもたらすものは何だろう?

あなたのお客の真のニーズとは何か?
ニーズは誰の目にも明らかなものだけではない。

バートンはその広告にしばしば大衆の感情に訴えかける
アーキタイプ(象徴的な人物)を使ったことでも知られている。

人は専門家が好きだ。第一人者、というのに私たちは惹かれる。

高い地位を得た人は誰でも、自分以外の不思議な力が
自分の人生に大いに手を貸してくれていることを実感しているはずだ。

ストーリーは人生をわかりやすく整理してくれるのだ。

物語は私たちが語るメッセージに生き生きとした
生命を吹き込んでくれる。

挑戦するということの価値を知っていた彼は、
人生には二つの道があると書いている。
一つは、成長する道。
そしてもう一つは、現状維持という退屈極まる道。

誠実さがないビジネスなんて長続きするのだろうか?

多くの研究結果が、人間が買うのを躊躇する一番の理由は
「信頼性の欠如」だと指摘している。

何人も無償で価値あるものを手にすることはできない。

バートンは人の信頼を勝ち取るためには、まず自分の人間らしさを
知ってもらうことが大切だと知っていた。

あなたは誰に、何を与えられるだろうか?

それが広告であれ、話であれ、手紙であれ、会議であれ、
簡潔であること。そして絞ることだ。
簡潔さこそ頭の良さの証なのだ。

人は広告に限らず相手が自分にメッセージを発しているときには、
誰でも意識せずにこんな問いを発している。
◎それが何なの?
◎何が言いたいの?
◎それって私に何の関係があるの?

あなたの武器は人を傷つけるのではなく
人を助けるために磨きつづけるべきだ。

あなたが相手に奉仕するために武器を磨きつづけているのが
わかるから、相手もあなたに引き寄せられてくるのだ。

あなたが何をするにせよ、あなたを批判する者は現れるであろう。
しかし、常に行動する者が批判する者よりも優れていることを
忘れてはならない。

参照:
『12人の漁師たちを優秀なマーケターにする方法』
(ジョー・ヴィタリー著/フォレスト出版)

<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894515237/withup-22/ref=nosim

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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○
├○  自分も「消費者」であることを忘れるな。
├○
└───────────────────────────────────┘

はい、私は究極の消費者です。

・なぜ、これを買っちゃったのだろう?

・なぜ、これを買わなかったのだろう?

なんてことを考えています。

つねに。

自分基準も結構よいトレーニングに
なりますよね。

 

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