『レスポンシブル・カンパニー』(イヴォン・シュイナード、ヴィンセント・スタンリー著/ダイヤモンド社)vol.213

2013年07月05日

こんにちは、

本日の一冊は

『レスポンシブル・カンパニー』

(イヴォン・シュイナード、ヴィンセント・スタンリー著/ダイヤモンド社)です。

 

『レスポンシブル・カンパニー』(イヴォン・シュイナード、ヴィンセント・スタンリー著/ダイヤモンド社)

 

 

90%、です。

 

 

みなさん、
17億円もの利益を会社にもたらした!

というとどんな人を想像しますか?

すご腕営業マン?
優秀なアイデアマン?

残念ながら、
違うんですよね。

先月の「NHKプロフェッショナル仕事の流儀」に
取り上げられていた岡崎義和さん
なんですけど、
包装管理士です。

改めて思ったのですが、
「包装って、解かれた瞬間からゴミ」
なんですよね。

身も蓋もない言い方ですが
これは真実。

発砲スチロールを使わず、
段ボールだけで組み立てる!

接着剤も使わず、短時間(わずか50秒)で
誰でも組み立てられることにこだわる!

結果、材料費が5分の1。
通算して17億円のコストダウンに成功したわけです。

見ていて思いました。

設計段階での半端ないこだわり、
部下が楽な設計へ逃げようとしたときの叱責。

妥協のない人を、
プロと呼ぶのだなと。

今日の本は、衣料品を中心とした
アウトドア系のグッズを製造販売している
「パタゴニア」の創業者の本なのですが、

つながったのですよ!

包装管理士の岡崎さんが言っていることと!!

今日は、なにを忘れても
「90%と覚えておけば間違いない」
と思います。

時代が時代なので、
こういう視点を忘れていると
消費者にそっぽを向かれてしまいそうです。

 

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『レスポンシブル・カンパニー』(イヴォン・シュイナード、ヴィンセント・スタンリー著/ダイヤモンド社)

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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478017921/withup-22/ref=nosim

ウォルマートの検討でも明らかになっているが、製品が環境に与える
負荷の九〇%はデザイン段階で決まってしまう。

我々ができるかぎり使わないようにしている言葉があるー「持続可能性」だ。
元に戻せるよりも多くの自然を消費しないなら、この言葉が使える。

たとえば、結婚指輪ひとつ分の金を得ようとすれば、二〇トンもの
鉱山廃棄物が出てしまう。

いま、人間の経済活動で持続可能なものなど存在しない。

自然界に放出された化学物質の組み合わせで安全性が
確認されていない数は、三〇億通りに達するとも言われる。

なお、世界全体の自然資本は、四四兆ドル程度ではないかと言われている。

現在、埋め立て地や焼却炉で処理するゴミの七五%は、
個人ではなく企業から排出されている。

真っ先に捨てられる包装材は、廃棄物の三分の一を占めているが、
その包装材をつくっているのは企業である。

実は染色業界では、通常、染め不良による廃棄率が約一〇%、
染めなおしが一〇~二〇%に達する。
いま、ビジネスをしている人ならわかるはずだが、
低品質による返品や再加工があると利益など吹っ飛んでしまう。

環境保護の活動家、アニー・レオナードが言うように、リサイクルは
最後の手段であり、「四つのR」の優先順位はリデュース(削減)、
リペア(修理)、リユース(再利用)、リサイクル(再生)だからだ。

責任ある企業は、関連の情報を発信し続けなければならない。

どこを故郷だと呼ぶのか、またそう呼ぶ場所に対してどのような
責任を負っているのか、自問自答してみよう。

製品の環境負荷は、デザイン段階でその九〇%が決まってしまう。
これを忘れてはならない。

参照:
『レスポンシブル・カンパニー』(イヴォン・シュイナード、ヴィンセント・スタンリー著/ダイヤモンド社)
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というわけで、

 


▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○
├○   設計が9割。
├○
└───────────────────────────────────┘

デザイン、設計という仕事の偉大さ。

改めてかみしめてしまいました。

モノづくりに関わる方たちは、
そのあたりをぜひ心して取り組んでほしいと思います。

そして、きちんとそれらをアピールできれば
いまは消費者が評価してくれる時代です。

がんばりましょう!

 

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