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BOOK REVIEW書評

『お金をかけずにマスコミにとりあげられるユダヤ式PR術』 (立川光昭 著/東洋経済新報社)vol.152

本日の一冊は

『お金をかけずにマスコミにとりあげられるユダヤ式PR術』

(立川光昭 著/東洋経済新報社) です。

 

『お金をかけずにマスコミにとりあげられるユダヤ式PR術』 (立川光昭 著/東洋経済新報社)

 

 

王子さま、です。

 

 

今日はいきなり本題です!

ユダヤ式、
大げさな。

と思いましたが読みました。

この著者のすごいところは、
目利き力でしょうね。

「お金になっていない価値に注目する」
と、著者は言うわけです。

この思考はわたしとよく似ています。

ただし、これは相当の
腕利き、目利きでないと難しい。

世の中的には、
定量化できる方が簡単ですからね!

ジャッジするという意味において、ですよ。

でもね~、
だから価格競争になったりするんじゃ?

星の王子さまになりたいですね。

理由はのちほど!

 

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『お金をかけずにマスコミにとりあげられるユダヤ式PR術』
(立川光昭 著/東洋経済新報社)

<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492557105/withup-22/ref=nosim

物々交換で宣伝を成立させる。

宣伝手法を考えるとき、いつも、
私はお金になっていない価値に注目します。

ローカル・メディアには、「地元の人々への潜在的な宣伝力」
という“報われない価値”が眠っているのです。

メディアが求めているネタとは、読者や視聴者などが
面白いと思うようなストーリーです。

まず、ローカル局で懸賞を行っている番組をリストアップします。
意外と簡単で、ネットの検索でテレビ局名を打ち込み、
一字空けて「懸賞」と入れるだけで出てきます。

企業の経歴が面白いとは、昔は質屋さんだったのに今は
外食チェーンを経営している、肉屋さんだったのに
寿司屋さんもやるようになったなど、
思わず「なぜ?」と聞きたくなるような歴史があることです。

キャッチコピーを作るポイントは三つです。
1、得をする情報が盛り込まれているか?
2、新しい情報があるか?
3、好奇心をそそる内容になっているか?

フリーペーパーには、自分たちが単なる折り込み広告ではなく、
メディアとして機能したいという大義があるわけです。

私たちは宣伝効果を判断するときにMR(メディア・レーション)
という数値を使います。

例えば、東京と千葉の一部に発行されている「アエルデ」という
フリーペーパーがあり、地元限定の効果ではありますが、
MRで見ると全国一の数字です。

番組に取り上げてもらうのならば、
まず地域のストーリーを用意するべきです。

通販番組はこの先、頭打ちになると予想されています。
今、総務省がテレビ局に対して通販番組を三〇%以内に
抑えるよう通達を出しているからです。

最初に具体的なタレントさんの名前を出して、
「この人を使うといくらなんですか」などと聞いてしまうと、
業界のことを知らない面倒くさい相手だと思われて、
無視されることがあります。

自治体が対策として、よく、ショッピングモールや
アウトレットモールを作ろうとしているようです。
それ自体は悪くないと思いますが、もっと肝心なのは、
五年後に街がどのようになりたいのかということです。

参照:
『お金をかけずにマスコミにとりあげられるユダヤ式PR術』
(立川光昭 著/東洋経済新報社)
<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492557105/withup-22/ref=nosim

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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○                                
├○  みんな、ストーリーを求めている。      
├○ 
└───────────────────────────────────┘

これはもう世界共通ですね!

人はなぜストーリーに魅せられるのでしょうかね。

あ、これ、いま自分で書いていて思いましたが
なかなかいいキャッチ!!

次のセミナーのタイトルは、
「人はなぜストーリーに魅せられるのか?」
にしようかな。

単純か!?

 

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