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BOOK REVIEW書評

『1日のタスクが1時間で片づく アマゾンのスピード仕事術』(佐藤将之著/KADOKAWA)vol.476

本日の一冊は、
『1日のタスクが1時間で片づく アマゾンのスピード仕事術』(佐藤将之著/KADOKAWA)です。

『1日のタスクが1時間で片づく アマゾンのスピード仕事術』(佐藤将之著/KADOKAWA)

17番目の社員、です。

お客様の満足度をあげる
本質的なスピードを追求すること。

これ、できていますか?

これができることによって、
本書の著者は、

・仕事に対する充実感
・生産性
・創造性

を向上させることにつながる!
と言っています。

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『1日のタスクが1時間で片づく アマゾンのスピード仕事術』(佐藤将之著/KADOKAWA)vol.476
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まず、アマゾンで求められる
スピード感は、高速道路レベル
ではなくサーキットレベルである
ということ。けれども、
何かを変える際、立ち止まる
ことはないということ。

アマゾンには
「Our Leadership Principles」、
略して「OLP」が存在しています。

人事採用面接では「OLPに適う
要素を持ち合わせた人物か?」を
チェックしますし、人事評価も
「OLPに即した行動をしていたか?」
で行われています。

また、「何を決めておかなければ
前に進めないか?」
「逆に何を決めてしまうと
進むスピードが落ちるか?」も明確です。

もしも今の自分を「スピード体質」
に適合できる環境に置きたいなら、
2つのアプローチが可能です。

1つは、「自ら締め切りを前倒し
して期間を少し短くする」こと。
もう1つは、「自ら目標値を
引き上げて難易度をアップする」こと。

アマゾンのすごいところは、
「最初から仕組み化・自動化を
念頭に置いている」
「仕組み化・自動化できるものは
徹底的に仕組み化している」
ところにあるのです。

なお、交渉材料となる数字を
つくる際、重要なポイントが
1つあります。それは、
「1年という期間で考えること」です。
期間がはっきりしていないと、
提案される側もピンときません。

「自分たちの仕事で重要な
カギを握る数値は何か?」
「それを把握するための
仕組みはあるか?」を問う。

(略)「どんな状態が異常であるか?」
を定義しなくてはなりません。
そして、「異常な状態になったとき、
すぐに気づける仕組み」を
構築しなくてはなりません。

「何のために見るのか?」
「特にどの数値を重要視するのか?」
「どう見るのか?」
「どんなタイミングで見るのか?」

私たちは事業や課題のゴールを、
「目標設定」と、1つにまとめて
しまっています。しかし実際は、
1.「設定した数値を上回らなければいけない」(下限設定)
2.「設定した数値よりも下回らなければいけない」(上限設定)
3.「設定した2つの数値の間におさまっていれば良い」(範囲設定)
の3種類に大別する必要があります。

マネジャーは「人、モノ、金、時間」
の不足をまず補い、そのうえで最大化を。

ちなみに、アマゾンの人事採用面接は
「今のアマゾンをさらに成長させて
くれるかどうか?」を基準にして
行われています。

アマゾンは、1年に20%以上の
成長を続け、「5年後には
現在の2・5倍の規模」に
なってしまう会社です。

それは、「たった5分短縮
するだけで良い」ということです。
なぜなら、1日たった5分の
ムダを省くだけで、仕事の生産性が
1%向上したことになるからです。

参照:
『1日のタスクが1時間で片づく アマゾンのスピード仕事術』(佐藤将之著/KADOKAWA)vol.476
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というわけで、

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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どこをゴールに置いて動いているか?
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仕組み化、自動化、
これも時代のキーワードですね。

最も大事なところに
労力をさきたいわけですから
この流れは当然ですね。

効率化、スピードアップというと、
非人間的でいやだと
思う人もいるかもしれません。

ですが、

最も大事なことに時間を
さくためには避けて通れない!

という意識をもった方がいいですね。

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