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BOOK REVIEW書評

『メンバーの才能を開花させる技法』(リズ・ワイズマン著、グレッグ・マキューン著/海と月社)vol.321

こんにちは、

本日の一冊は

『メンバーの才能を開花させる技法』

(リズ・ワイズマン著、グレッグ・マキューン著/海と月社)です。

 

『メンバーの才能を開花させる技法』(リズ・ワイズマン著、グレッグ・マキューン著/海と月社)







解放者、です。







配信が遅くなりました。

すみません!





さっそく本題にいきます。





今日は完全なるリーダー論!





上の立場につくと、

人を育てていくことを期待されます。





なかなかこれは難しいことで、

永遠のテーマかもしれません。





「消耗型のリーダー」と「増幅型のリーダー」がいる

というお話です。





なにより経営者がこの本の

この部分を読んだら卒倒するでしょう!



↓  ↓  ↓



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消耗型のリーダーのはびこる会社では、

人材に100パーセントの給料を払いながら、< br style=”color: #222222; font-family: arial, sans-serif; font-size: 14px;” />50パーセントの力しか受け取ることができていない。

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なんということ!!





消耗型リーダーとは、

自分も消耗しますがもちろん相手を

消耗させるということです。





相手の才能を引き出して挑戦者でいる

増幅型リーダーには人が集まってくるそうです。





事例も豊富です。





著者は、

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『エッセンシャル思考』(グレッグ・マキューン著/かんき出版)

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を書いた方でもあります。

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『メンバーの才能を開花させる技法』(リズ・ワイズマン著、グレッグ・マキューン著/海と月社)

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リーダーにとって大切なのは、自分がなにを知っているかではない。

メンバーの知識をどれだけ活用できるかだ。



つまり、増幅型リーダーは消耗型リーダーよりも約二倍の力を引き出していた。



私は20年にわたって企業経営を観察しコーチングするなかで、

リーダーの前提がいかに経営に影響するかをつぶさに見てきた。



消耗型リーダーは「帝国の構築者」、

増幅型リーダーは「才能のマグネット」である。



私たちがなにより驚いた発見のひとつは、ほとんどの消耗型リーダーが、

周囲を委縮させていることに気付いていないということだった。



行動を観察するときは、次のような点に留意するといいだろう。

・この人がなによりも優れていることはなにか?

・この人がほかの誰よりも優れていることはなにか?

・この人が努力しないでもできることはなにか?

・この人が頼まなくてもすることはなにか?

・この人が報酬なしでも喜んですることはなにか?



私たちの研究でも、消耗型リーダーはメンバーの知識と能力の

50パーセントしか引き出していないことが明らかになっている。



では、スピルバーグはなぜ、人々から最高の能力を引き出せるのか?

理由のひとつは、一人ひとりがなにをできるかを彼がよく知っているからだ。



ただし、プレッシャーを感じさせても、ストレスを与えてはいけない。



メンバーが貢献できる場所を作ることは重要だが、

それだけではまだ足りない。ポイントは、その場所を維持し、

リーダー自身が、そこに飛び込んで活躍したいという誘惑に勝つことだ。



「これは君の最高の仕事かね?」(ヘンリー・キッシンジャー)



最高の仕事を求めることと、結果にこだわることとは違う。

人は、コントロールのおよばない結果を期待されるとストレスになるが、

自分のベストを求められれば、前向きなプレッシャーになる。



消耗型のリーダーのはびこる会社では、人材に100パーセントの給料を

払いながら、50パーセントの力しか受け取ることができていない。





参照:

『メンバーの才能を開花させる技法』(リズ・ワイズマン著、グレッグ・マキューン著/海と月社)
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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!

┌───────────────────────────────────┐

├○

├○    リーダーの「前提」を、チェックしておこう。

├○

└───────────────────────────────────┘





なかなかこの本の面白さを

伝えきるのは難しいですね。





消耗型リーダーは、威圧感がある。

増幅型リーダーは、緊張感をつくる。





リーダーは本当に大変だと思います。





著書の中から見つけた

せめてもの言葉はこれ。





「自分を捨てることで、本来の自分になれる」(老子)





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