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BOOK REVIEW書評

『プロデュース100の心得。』(平野暁臣著/イースト・プレス)vol.255

こんにちは、

本日の一冊は

『プロデュース100の心得。』(平野暁臣著/イースト・プレス)です。

 

『プロデュース100の心得。』(平野暁臣著/イースト・プレス)

 

ゆりかご、です。

 

 

本日より、
モニター募集開始します!

いままさに
ゴールデンウィークを
楽しんでいるという方も
多いでしょうか。

今日もはりきって
メルマガいきますよ。

書店で衝動買いした本です。

プロデューサーとしての
心得100選ですが、まぁ驚きました。

余白をふんだんにとってある本なのに、
本質を突いた言葉が
ちゃんと語りかけてきます!

「自分はプロデューサーじゃないから関係ないや」
と思って手にとらないのは
惜しい本ですね。

なぜなら、
リーダーがプロジェクトを動かしていく際に、

●何を身につけて、
●どんな態度で臨めばいいのか?

が書かれているからです。

リーダーなら、
目を通しておけ!
と言いたいです。

著者は、
ダボス会議ジャパンナイト、
岡本太郎生誕百年事業「TARO100祭」、
六本木ヒルズアリーナなどの
プロジェクトを率いていた人です。

職業。
空間メディアプロデューサー。

今回は引用したい箇所が
たくさんありすぎて困りました。

中でも目が止まったものが
二つあります。

そのうちのひとつは、これ。

~~~~~~~~~~~~~~

アイデアもロジックも、
保険を掛けるほど、
パワーは落ちていきます。

~~~~~~~~~~~~~~

なんと!

あなたの伝え方に
いまいちパワーが出ないのは、
どこかに保険をかけているからでは?

 

————————————————————————
『プロデュース100の心得。』(平野暁臣著/イースト・プレス)

<Amazonで購入>

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781611508/withup-22/ref=nosim

 

「何」よりも「なぜ」から考える。

意志が希薄なプロジェクトに、クリエイティブな力は宿らない。

直感で面白いと思えるか?
挑戦に値すると信じられるか?
それがすべての出発点。

「みんなが納得するか?」や「上司やクライアントを説得できるか?」
から考えはじめてはいけません。
説明するために存在するプロジェクトなどないのだから。

まだないものをつくりたいなら、
自分の問題意識や動機を出発点にしよう。

プロジェクトは、静止画ではなく動画だと考えよう。

「面白いか?」「意義があるか?」
プロジェクトに参加する人の創造的なモチベーションは、
おおむねこの2つの要素で決まります。(略)
この2つを揃えること、語ること。それが、リーダーの役割です。

果たしてジャズシンガーは、シャウトするでしょうか?
メンバーを揃えた時点で、戦い方は決まるのです。

シンプルであるということは、優先順位がはっきりしていて
曖昧さがないこと。

優れたアイデアは誰かが守らなくては傷つくもの。
だから自らが盾になって守り抜く。
その誰かになれるのはリーダーだけです。

ですがクリエイティブワークには、もうひとつの大切な軸があります。
それは「他をすべて諦めてでもこれだけはやる!」
というこだわりです。プロジェクトの強度をつくっているのは、
この戦略的な視点。

制約は発想のゆりかご。

プロジェクトの主役は常に「ひと」です。

 

参照:
『プロデュース100の心得。』(平野暁臣著/イースト・プレス)
<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781611508/withup-22/ref=nosim
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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○
├○   あなたが「守ろう」としているものは、いったい何?
├○
└───────────────────────────────────┘

引用に入れませんでしたが、
個人的に刺さった二つ目はこれ。

~~~~~~~~~~~~~~

最強の物語は、新しい自分。
「自分を変えてくれるかもしれない」
そう思えたとき、人は特別な目で見るようになり
共感と愛着が発現します。

~~~~~~~~~~~~~~

思わず、胸が熱くなりました。

私がしている仕事の内容は、
これで説明できるじゃないか!

と、思ったからです。

「最強の物語は、新しい自分」

この言葉に出会えた私は、
ほんとうに幸せです!

 

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