『知的創造の技術』(赤祖父俊一著/日本経済新聞出版社)vol.210

2013年06月14日


こんにちは、

本日の一冊は

『知的創造の技術』(赤祖父俊一著/日本経済新聞出版社)です。

 

 





とんでもある、です。



なんといいますか、
安眠妨害にあいました。

誰に?

いや、本に。

先週の金曜日、土曜日と
大阪で講演でした。

帰りの新幹線は、
「よし、寝るぞ!」
と気合いれていたのですが、
乗る前に手にとった本がよくなかった。

目が覚めてきて、頭がクリアになって、
読み切りたいと思っていたら、
一睡もできませんでした!

はい、それが本日
お知らせする本。

アラスカ大学大学院修了の
地球物理学者!!

オーロラ研究の著者です。

知的創造や、
パラダイムシフトの話を
ビジネス以外の観点から聞くと
こうも新鮮なのか!

と。

アラスカに軍事基地が多い理由が
この本に書いてあったのですが、
びっくりたまげました!

これはですね、

日本地図がドドンとど真ん中に
描かれている地図ばかりみていたら
100年たったってたどりつけない。

縦横無尽にあやつる視点の柔らかさをもっておかないと、
な~んにも見えない、
な~んにも気づかない人に
なってしまう!!

という危機感をもったのですが、
それにしても、この先生の
脱線話がおもしろい!

思わずググって顔を見にいっちゃいました。

 

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『知的創造の技術』(赤祖父俊一著/日本経済新聞出版社)

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すばらしい科学研究を英語ではnoble idea(高貴な考え)と表現する。

精度を上げることばかり考えても、現象の理解にはつながらない。

第2の困難は、既成概念や過去の成功があるからこそ、
創造による新しい組み合わせが奇異と思われ、
簡単に受け入れられないという点である。

「とんでもない」という言葉は常識からはずれている場合に
使われる。それを「とんでもある」ことにするということは、
既存の常識を破って新しい常識を打ち立てることである。

パラダイム革命がなければ、本格的進歩は起きない。
そのように、物を考える力を養わなくてはならない。

別の表現を使えば、パラダイムの限界を察知できる研究者が
一流の研究者なのである。

実は自動車の流れ作業を創作したフォードも、ビール工場を
見学していたときにアイデアを得て、自動車生産に応用したという。

「いつでも何かほしがっているというのは、もの作りを
やっている人間の宿命ですから、死ぬまで続くんでしょう。」
(有田焼の十四代酒井田柿右衛門)

人間の脳は、徹底的に考え抜いたあとは常にサーチ・モード(検索モード)
にある。(略)脳がサーチ・モードになるまで考え抜かなければ、
ひらめきは起きない。

「真理」の寿命は10年

日本国内における競争だけに注目せず、世界のどこで
何が起きているのかを知らないと取り残されてしまう。

宇宙観測では、新しい人工衛星が打ち上げられる度に「真理」が変わる。

アラスカからは、北半球の主な都市との距離がほとんど同じなのである。
(略)最初にそのパターンを認識したのは米国軍で、アラスカには
大きな軍事基地がいくつもあるのはそのためだ。

無から有を作ることはできない。

創造のヒントは「とんでもない」ところにある場合が多いのだ。


参照:
『知的創造の技術』(赤祖父俊一著/日本経済新聞出版社)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532261910/withup-22/ref=nosim
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というわけで、

 


▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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├○
├○   「視点」を宇宙圏外に飛ばせ!
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ときに、
パズルを組み立てていて
合わない「ピース」がでてきたらどうしますか?

この対処法について
将来、優秀な研究者になるかどうかが
わかるという事例が出ていました。

もう、面白すぎです!

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