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BOOK REVIEW書評

『パラダイムの魔力』ジョエルバーカー著 vol.124

本日の一冊は『パラダイムの魔力』ジョエルバーカー著です。

 

『パラダイムの魔力』ジョエルバーカー著

 

手りゅう弾、です。

 

 

危ない話ではありません。

むしろ、
安全に一役買ったお話。

「手りゅう弾」と「エアバッグ」が
結びつくなんてね~

ですよね?

有名な話なので
ご存じの方も多いかもしれませんが、

ブリードという起爆装置のメーカーの営業マンの話を
GEは門前払いをくわせ、
クライスラーのリー・アイアコッカは
耳を傾けた。

で、
アイアコッカは
パラダイムの開拓者になった。

わたし、本当にこういう話
大好きなんですよね~

つまり、
ルールが変わろうとしているのに
カチコチの頭ではどうしようもない、
ということです。

世の中、どこに、どんなヒントがあるか
わからないのです!

自分でモノを見る目を
磨いておかないと
リーダーになんてなれないのです。

 

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『パラダイムの魔力』(ジョエルバーカー著/日経BP出版センター)

<Amazonで購入>
http://amzn.to/qMU9IC

いま戦っているのは、どんなゲームなのか。
そのゲームに、どうすれば勝てるのか。
それを教えてくれるのが、パラダイムだといえる。

つまり、パラダイムシフトとは、新しいゲームに移行すること、
ゲームのルールがすっかり変わってしまうことである。

しかし、道筋よりも大切なのは、まず、
何がきっかけで変化が起こったかを理解することだ。

それでは、だれがパラダイムを変えるのだろう。
簡単に言ってしまうと、アウトサイダーである。

アウトサイダーが目の前に現れたとき、
まず最初にやるべきことは、リストから問題をいくつか取り出し、
それを解決するよう指示することだ。

すばらしいアイデアがひらめくとき、
それは仕事の初日である。
その次に、すばらしいアイデアがひらめくとき、
それは会社を辞める日である。

パラダイムを変えようとする人の話を
最初に聞けるかどうかで、大きな差がつく。

パラダイムの開拓者になるには、
直観にくわえ、勇気が必要になる。

ブリードは、手榴弾の信管など、起爆装置のメーカーだった。
そして、社長は、会社の製品とエアバッグの間には、
なにか関係があると思った。エアバッグについて調べていると、
二つのフレーズが注意を引いた。

「エアバッグは衝撃を感じて飛び出す」という言葉と、
「エアバッグはふくらむ」という言葉で、
どちらも、会社が得意とする分野だ。

「わたしどもの技術者二人が、一年のうちに五〇万ドル以下の開発費で、
おたくさまの業界が二十年以上かけ、一〇億ドル以上を注ぎ込んでも
解決できなかった問題を解決しました」

パラダイムが変わるとき、だれもが降り出しに戻る。

参照:
『パラダイムの魔力』(ジョエルバーカー著/日経BP出版センター)
<Amazonで購入>
http://amzn.to/qMU9IC
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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○                                
├○ 嗅覚を磨け!                
├○ 
└───────────────────────────────────┘

かつて、ですね、
以下のようなことが言われていました。

「世界で、コンピューターの需要は五台ぐらいだと思う」
(トーマス・J・ワトソン IBM会長 1943年)

「個人が家庭にコンピューターを持つ理由など見当たらない」
(ケン・オルセン ディジタル・イクイップメント社長 1977年)

自分のパラダイムから外れたものに
目をむけられるか。

おそらくそれが
「カギ」なのかもしれませんね。

アウトサイダーの話、
ないがしろにしてはいけないですね。

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▼ 著者、冨永 英里さんからご感想をいただきました^^
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芝蘭さんの文章や考え方にものすごく感動することが多いです。
税理士を16年やってきて最近は数字のウラに隠れたものこそ
会社経営に大切なものだと確信しています。
そして、昨日は「いますぐ書け、の文章法」も読みました。
絶賛されていたとおり、私も魂が震えるほど
共感しながら読ませていただきました。

「言葉の魔術師」である芝蘭さんをご紹介していただいた
ハミオさん、そして五十嵐さんにも大感謝です。
これからも芝蘭さんお勧めの著書でピン!ときたものは
読ませていただきたいと思っています。
本当にありがとうございます。

冨永英里

↑  ↑  ↑

ありがとうございます!
著作18冊という冨永さん。すごいキャリアですね。
たしかに冨永さんのおっしゃる通り、
『いますぐ書け、の文章法』
http://www.shirayu.com/letter/2011/000244.html
は、多くの方から反響がありました。

私が鼻息荒く紹介するのはわかるんですね^^
いつもありがとうございます!

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▼ まどかれい子さんからご感想をいただきました^^
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前回のメルマガ、3周年おめでとうございます!!

芝蘭さんのメルマガは、私も楽しみにしている1人です(^^)
益々のご活躍のご様子、何よりですし
また、覚悟の瞬間も拝見しましたよ!

芝蘭さんのメルマガは、本の「しずる」をうまく表現している点でしょうか。
全ては購入・読むゆとりがとれない自分が今は残念ですが、
その日のために、メルマガは永久保存版です☆

↑  ↑  ↑

ありがとうございます!

大手企業の研修に全国を駆け回っておられる
多忙かつプロフェッショナルな
まどかれい子さんからご感想をいただき
舞い上がってしまいました^^

3日連続で30時間以上話すこともあるという
まどかさんから「のどをいたわる秘訣」
プロ直伝のアドバイスをいただきましたよ!

以前、わたしが
「のどいたわる方法を教えてくれ~」
とメルマガで懇願していたのでお返事くださいました。

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以下、まどかさん直伝!
~しゃべり倒すお仕事の方、必見です~

さて、ノドには何が良いのか・・・
腹式呼吸は、やはり落とせない一つですね~、私にとっては。
研修などだと、3日連続だと21時間以上話しますし。
3日連続で30時間以上というのもありました。
 
とはいえ、体調や環境の影響も大切なひとつです。
ホテルの時は、到着と共に必ず空調と加湿調整をします。
 
あと、自宅でできることと言えば、この数年私は
「マヌカ蜂蜜」を愛用しています。
 
○世界のはちみつ専門店 アメリア
http://item.rakuten.co.jp/amelia/c/0000000179/
 
○マリリ・ニュージーランド
http://item.rakuten.co.jp/mariri-nz/c/0000000106
 
共に、楽天市場にて購入しています。
ショップなどで、マヌカ入り蜂蜜などもありますが、
私のお勧めは断然、マヌカのアクティブです。(+16、+20、+25)
+16は普段使い、+20、+25は緊急用といったところでしょうか。
風邪のひきはじめなどにも、効果的と私は実感しています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

なるほど!

さすが!!プロフェッショナル!!
空調と加湿調整をすぐにセットするとは
まったくもって意識しておりませんでした。

調度品とかアメニティをみて、
「わーい!素敵!」
と喜んでいる場合ではないですね。

自らの稚拙ぶり、反省しました。

季節の変わり目で体調崩されませんように、
みなさんお気をつけくださいね!

 

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