『才能をひらく編集工学 世界の見方を変える10の思考法』(安藤昭子著/ディスカヴァー・トゥエンティワン)vol.572

2020年10月20日

戦略的原型、です。


編集工学研究所の
専務が著者です。

まあ、もちろん
トップにおられるのは
千夜千冊で有名な松岡正剛氏ですが、

松岡正剛氏の寄稿も
本書で読めます。

分厚い本なのですが、
編集がよいのかわかりやすく
さらさらっと読めてしまいます。

個人的にはそそられる
図解もたくさんありまして、
保存版だなという本でした!

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『才能をひらく編集工学
世界の見方を変える10の思考法』
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自分の奥に眠る「才」に触れるには、
それを取り囲む幾重もの
固定観念の層をほぐしていく
必要があります。

「編集力とは関係発見力である」
と言ってもいいでしょう。

生物の進化というのは、設計図に
基づくエンジニアリングではなく、
既存の系統を課題解決に
応じて変更させてきた
ブリコラージュのプロセスである、
ということです。

アナロジーは、個人の経験や
記憶のデータベースと照合
しなければ動きません。
「何をもって何とみなすか」のあいだには、
人それぞれの“ものの見方”が入らざるを
得ないのです。そのため、
10人いたら10人のアナロジーがある。
だからこそ、導かれた視点が
価値を持つのです。

質のいい仮説というのは、
あちこちに明るい胸騒ぎや
美しい波紋を呼ぶものです。

関係発見の原動力となる「アナロジー」、
思い切った仮説にジャンプする
「アブダクション」、世界と自分の
関係を柔らかく捉え直す
「アフォーダンス」、
これらを編集工学では
「3A」と呼んで非常に重視しています。

「そもそも」に立ち返る
アプローチとしては、大きく分けて
ふたつの方向性があります。
「目線を上げる」方向と
「足元を掘りさげる」方向です。

なぜ、足元にヒントがあるのか。
どんな事象や概念にも“生い立ち”があり、
その“生い立ち”の背後には、
長い時間を経てきた文化や風土があります。

「戦略的原型」には、
「ステレオタイプ(典型)」
「プロトタイプ(類型)」
「アーキタイプ(原型)」
の三種類の型があり、
「3type」とも言います。

そもそも情報というものは、
「コード(code)」と
「モード(mode)」に分けて
考えることができます。
「コード」というのは、
情報の構造やルールやスペックです。

一方、モードというのは必ずしも
言葉や数字で表現できない
印象だったり、様相・様式のことです。
スタイル、モード、モダリティ。
いわく言いがたい、目に見えない
雰囲気やニュアンスとして
現れるものでもあります。

「らしさ」は、基本的にこの
「モード」に宿っています。
だから、わかりにくいし、取り出しにくい。

情報の多面性に気づくことが、
編集の可能性を広げる最初の一歩になります。

どんな情報も「地(ground)」と
「図(figure)」に分けて
見ることができます。
「地」となる情報の上に、
「図」となる情報が乗っています。
情報の「分母」と「分子」、
あるいは「文脈」と「意味」と
言ってもいいでしょう。
この「地」と「図」の見極めは、
編集の基本的な技法です。

「余白」「引き算」「不足」「不完全」。
いずれも、想像力が入り込む余地を残し、
イマジネーションの可能性を
最大限引き出そうとする編集です。


参照:
『才能をひらく編集工学
世界の見方を変える10の思考法』
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というわけで、



▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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関係性を発見していますか?
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この本を読みながら、
いろいろわかりました。

芝蘭がしている
ビジネスプロフィール作成とは
どういう仕事なのか?

ということ。

自分の仕事をいろんなふうに
言えるバリエーションを
持っていますが、

またひとつ新しい
言い方をここで発見できました。

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