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BOOK REVIEW書評

『ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力』(塩田元規著/ 幻冬舎)vol.553

本日の一冊は、『ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力』(塩田元規著/ 幻冬舎)です。

 

 

ハートドリブン、です。

 

ビジネス書でも、
魂って言葉が使われるように
なってきていますね。

芝蘭もあるときから、
「言霊をいれるのが仕事」
と言うようになりました。
アフターコロナを見据えて、
すでに時代は変わっている

ということはわかっていても、
ではどうしたらいいんだろう?

といって、
安易なHowに逃げては
いけないなとわかります。

ドリブン(原動力)が
中心となる時代に
必要なことは何なのか?

ってことですね。

自分の意義、
ちゃんと言えますか?

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『ハートドリブン 目に見えない
ものを大切にする力』
(塩田元規著/幻冬舎)vol.553
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でも、これからの時代には、
見えないものを大切にしている
会社やリーダーが成功していくと、
僕は信じている。

あなたの魂の叫びはなんだろうか?

見方によって、自分の行動が
決まっていく。だから、
世界の見方を認識して、
問い続けることは、すごく大切だ。

ここでは、世界に起きている
三つの変化について、分かち合いたい。
1.便利さ(機能的価値)の時代
から、心(感情的価値)の時代へ
2.画一的な価値観から、
多様な価値観を認め合う時代へ
3.透明性の加速、
DoingからBeingの時代へ

・“エンターテインメント
”“体験”の価値が増大する
・全ての商品・産業が感情価値
を中心にエンタメ化する
・働く人も感情価値を求めて集まる

ジョブズは当たり前のように
わかっていたんだと思う。
機能的な差別化の前に、
思想の差別化、意義・信念への共感、
それが最初にあるべきだと。

多様化が進む時代は、万人に
好かれようとしないことが大切だ。

何をやっているかや、外側だけが
重要だと思い込んでた時代から、
在り方や内側の想いが
重要な時代に変わったんだ。

「ドリブン」の対義語は
「インセンティブ」だ。
「ドリブン」は原動力、
「インセンティブ」は誘因。
誘因は人を動かすのに使うもの。
それはお金や地位だったりする。

人は、自分の心につながった時、
奥底では他人を不幸にしたい
なんて思っていない。

これからは、外側の社会に
適合して生きる時代は終わり、
一人ひとりが自分の心や感情を
大切にしながら生きる時代になっていく。

素晴らしい可能性がある一方で、
正解がない世界だから、
不安で怖い人も多いと思う。

自分の内側を進化させ、
アップデートすること。
僕はそれを「魂の進化」と読んでいる。

少林寺拳法にも「力愛不二」という
言葉があって、
「愛なき力はただの暴力であり、
力なき愛はただの妄想である」
というような意味だ。

本田宗一郎も「理念・哲学なき行動
(技術)は凶器であり、
行動(技術)なき理念は無価値である」
と言っている。

内側の成長は、一瞬で
やれることじゃない。日常の中で
どれだけ自分の行動に気づき、
内側でそれを感じて、ブレずに
自分の根っことつながり続けられるかだ。

人の期待じゃなく、
自分の信念に従って突き抜ける。

大切なのは、自分の内側の進化だ。
今までのやり方でうまくいかない
ことが増えている時、それが
前にも話した、進化のサインだ。

コントロールドラマ内では、
人間は脅迫者、被害者、尋問者、
傍観者の四つのタイプに分かれている。

立ち止まって、自分の中にある
感情を丁寧に見れた時、
あなたの心の扉は開く。

魂が進化すると、
あなたはもっと輝き出す。

だから、これからの時代は
とんがっていることが大切だ。
“マス”という言葉に惑わされずにいこう。
“マス”なんて顧客は存在しない。

ブランドは意義から作られる。
感情価値が中心の世界で、
ブランドが大切になるということは、
意義と信念が大事だということだ。

参照:
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というわけで、

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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原動力(ドリブン)は何ですか?
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なんちゃらドリブン、
ってよく耳にしますね。

ビジョン・ドリブン、
データ・ドリブンなど。

そして本日の
ハート・ドリブン。

ドリブンって言葉、
分かった気になっていましたが、

対義語を
考えるとなるほどね
という感じです。

「誘因」ではなく、
「原動力」の時代へ
ってことなのですね。

自分の理念や意義、
がわかっていないと、
抜け殻になりそうな時代です。

 

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