『超・美術館革命』蓑 豊著 vol.132

2011年11月24日

 
こんにちは、

本日の一冊は

『超・美術館革命』蓑 豊著です。

 

『超・美術館革命』蓑 豊著

 

革命、です。

 

 


必要なときには必要な本を
手にするものですね。

経営を考えるときに、
自社は、
競合は、
ポジショニングはどうする?
なんて考えますけど、
アホらしく思えますね。
この本読んだら。

経済効果が初年度で328億円。
路線価が上がったといわしめる建造物。

そして館内の学芸員は競争率50倍の
難関を突破した人たちで構成!

街の舞台は人口わずか46万人ほどの街、
加賀百万石のお膝元、金沢市です。

年間で138万人もの人が訪れる
金沢21世紀美術館。

成功の舞台裏には本当に泥臭いまでの
絶対に成功させるぞ!というひとりの人間の
パッションがあるのですね。

上っ面だけをなぞるのではなく、
本質を読み取ってほしい本です。

もっと伝えたいことがあるのですが、
それはのちほど!

 

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『超・美術館革命』(蓑 豊著/角川書店)

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「金沢市中心商店街まちづくり協議会」の会長が、
「路線価が上がったのは金沢21世紀美術館の効果である」
と地元紙でコメントしていた。

地面のあちこちから幾つもラッパが生えている。
一つのラッパの前で声を発すると、とんでもない場所の
ラッパから自分の声が鮮明に聞こえてくるので、
子どもたちは目を丸くして夢中になる。

二つの卓球台が十字状にクロスしているので、
一度に四人が勝負でき、ダブルスなら八人が楽しめる。

当館で人気の<スイミング・プール>という作品も
無料ゾーンにある。

世界経済学者のガルブレイスは、
「これからの日本はGNP(グロス・ナショナル・プロダクト)」ではなく
GNE(グロス・ナショナル・エンジョイメント)を伸ばすべきである。
どうしたらもっと楽しめるかという、
知的産業に日本は取り組まなければならない」(略)

美術館は人が来てナンボなのだ。(略)
そのためには、館長は経営者でなければならない。

市の職員への招待状は一切出さないことにした。
全員に切符を買わせた。市長にもお金を出して買ってもらった。

国内では、JTB、日本旅行、近畿日本ツーリスト、
阪急交通社など旅行社の人を金沢に呼んで、
まだ建物もできていないのに、
ここを観光スポットに載せてほしいと頼んだ。

人生に頂上なんてない。すぐに次の手を打つ。

発信し、理解してもらい、納得してもらう。

ファンド・レージングは美術館の重要な仕事の一つで、
シカゴ美術館にも資金集めの部署があって、
十人以上のスタッフがファンド・レージング専門の仕事をしている。

美術館はサービス業なのである。

子どもたちは不思議と、プールの下に降りると、
壁を叩いて本物のプールかどうか確かめるのだ。

私のアメリカの友人たちは、常に孫のことを考えている。
孫の時代になったらどうなるんだろうと、そのことを気にかける。
ところが、日本人は「今」なのだ。


参照:
『超・美術館革命』(蓑 豊著/角川書店)
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というわけで、

 


▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○                                
├○ 子どもは誤魔化せない。            
├○ 
└───────────────────────────────────┘


キーワードは「子ども」。
いちばん難しいところに
ターゲットをおいていたんだなと
感心してしまいました。

子どもの感性を育てると街も変わるという
ことを証明するアメリカの事例が掲載されています。

日本の企業は、日本人は
まさにこれに学ぶべきでしょう!

インディアナ州にあるコロンバス
という小都市の話です。

これは自分の目で読んで
確かめてくださいね。

 

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