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BOOK REVIEW書評

『成功が約束される選択の法則』(ショーン・エイカー著/徳間書店)vol.261

こんにちは、

本日の一冊は

『成功が約束される選択の法則』(ショーン・エイカー著/徳間書店)です。

 

『成功が約束される選択の法則』(ショーン・エイカー著/徳間書店)

 

成功のプリズム、です。

 

1年4ヶ月ぶりにセミナーをします!
濃い内容になりそうです。
それはまた後半で。

さて!!

今日もまた血圧が上昇するような
本に出会って興奮しております。

永久保存版です。

さすがに盛りだくさん!
この本だけで4回くらい配信したい
と思えるくらいです。

そして、講演のネタにも使える。

ハーバード大学修士号を持つ著者で、
あのTEDでは成功理論を語り、
400万ビューを超えるそうです。

内容は重厚感あるのですが、
読んでいて面白いんですよ。
ユーモアがあって。

めちゃくちゃ大胆に
まとめるとこうなります。

「脳が出来事をどう認識するか?
によって人生の結果が大きく変わるよね」

という内容です。

腹落ち、
目からウロコがぼろぼろ
という感じです。

読んでいてなんと気持ちがいい本か!
と思います。

面白かったのは、
SAT(大学進学適正試験)の成績に関係する話。

相関関係が最も高かったのは
何だと思いますか?

実はですね、
「会場の人数」なんです!

つまり、
会場の部屋にいる受験生が
多ければ多いほどSATの成績は下がる!

というのです。

逆に言えば、
成績をあげようと思ったら
受験生の少ない会場で受けた方がいいよ
というわけです。

ひょえ~ですね!

まあ、そんな偉い先生たちが
研究した面白いデータが
たくさん紹介されています。

的の大きさ(成功の可能性)を拡大する、
についてはセミナーで話します。

ひらめいたことがあるので!

この本を読むとなんだか
頭がくるくると高速回転し始めます。

よい本の特徴です。

 

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『成功が約束される選択の法則』(ショーン・エイカー著/徳間書店)

<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198638179/withup-22/ref=nosim

 

人生にポジティブな変化をもたらしたいと思うなら、
まず自分の「現実」を変えなくてはならない。

何に注目するかによって、現実をどう認識して
解釈するかが決定される。

幸福という状態は、身の回りのネガティブな状況に
目をつぶることではない。
「自分にはその状況を何とかする力があると信じられること」である。

研究結果は、ほとんどの人がコーヒーカップを
横からの視点で描き、上からは描かないということを示した。

私の義理の弟はイェールの医科大学に行ったのだが、
過酷な研修の最中に、教授が学生たちを美術館に
連れていくのだそうだ。
その目的は医学生たちを文化に親しませることではない。
目的は彼らにパースペクティブ(奥行きのあるバランスの取れた見方)
の重要性を教えることで、視点を増やしてものごとを
複数の方向から見られるように彼らの脳を訓練することだ。

10年後の今も、イェール医科大学の1年生は
その美術の演習が必須になっている。

視点を増やせば、今まで見えなかった新たな可能性、
起業への道、新しい顧客ニーズ、新しいビジネス、
問題のソリューションなどが目に入ってくる。

会議でもプレゼンテーションでも、
あるいは少人数でのブレインストーミングでも、
昼食直前や夕食直前にやってはいけない。

盲点を乗り越えるためには、「適切な問いかけ」を
行うだけでうまくいくことがある。

意識しているかどうかにかかわらず、今現在も
みなさんの脳は地図を使っている。

意味が感じられるようになると、脳は
ため込んでいたリソースを一気に放出して、
成功を後押しするのである。

単にフィニッシュラインが近いと知っただけで、
脳が成功促進物質を放出するので、
やる気も生産性も上がり、仕事が加速する。

皮肉なことに、時間管理のカギは時間を忘れることである。

成功者に共通する姿勢は、チャンスに賭けるということだ。

 

参照:
『成功が約束される選択の法則』(ショーン・エイカー著/徳間書店)
<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198638179/withup-22/ref=nosim

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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○
├○   自分の「脳」の手綱を握れているか?
├○
└───────────────────────────────────┘

この著者の前作は、これです。

『幸福優位7つの法則』(徳間書店)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198632359/withup-22/ref=nosim
ぜひあわせてチェックしておきたいところです!

 

後半部分に、「シグナル」と「ノイズ」
について書かれています。

これはぜひ目を通しておいてほしいです。

「シグナル」は
潜在能力をフルに生かすための
チャンスやリソースを知らせるもの。

「ノイズ」は
それ以外の雑音。成功を妨げるもの。

ノイズとシグナルの見分け方、
対処法など詳細に書いてありますよ!

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