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BOOK REVIEW書評

『安売りするな! 「価値」を売れ!』(藤村正宏著/実業之日本社)vol.209


こんにちは、


本日の一冊は

『安売りするな! 「価値」を売れ!』(藤村正宏著/実業之日本社)です。

 

 

『安売りするな! 「価値」を売れ!』(藤村正宏著/実業之日本社)







エクスペリエンス、です。







週末の講演でも

お伝えするつもりなのですが、



「選ばれる理由づくり」



って、本当に大切です。



特に選ぶ理由がなかったら、

なんとなく安い方を買っちゃいますよね。



って、話です。



私は、コンサルタントでもありますが、

究極の「消費者である」と自負しています。



自分自身も最高の

サンプルデータなわけです。



・なぜこの商品に心動かされたか?

・なぜ予定していなかったものを買ってしまったのか?



私は「感情」で買い物したあと、

その後は冷静に「分析」します。



たとえば、

昨日、ベーグルを買いました。



なぜ?



店員のお兄さんが丁寧で

愛想がよかったから。



トースターで焼く加熱の最適な

温度と時間を解説してくれたから、



です。



ベーグルって硬いと思っていましたが、

その私の深層心理にまで迫って

笑顔で渾身の指導!



このお兄さん、ベーグル日記書けば

売れると思うな。



自社の商品を楽しそうに語っている人から、

買いたいですよね。



しょせん、人間なんてそんなものです。



なのに、

みんな逆をやるから

ダメなんです。



「冷静」に買い物して、

「感情」で後悔する。



冷静な買い物なんて、

マーケティングのサンプルになりませんよ。

 

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『安売りするな! 「価値」を売れ!』(藤村正宏著/実業之日本社)

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選ばれるためには、お客さまに選んでもらう理由を

伝えなければならないのです。



商品やサービスのスペックをいくらいっても、

独自の価値は伝わらないのです。



人間は価値を知らないものは選ばない。興味ももたない。



選んでもらえない、買ってもらえない。

その原因の多くは、ちゃんと価値を伝えていないということ。



ターゲットを狭めることによって、マーケットが広がる。

こういう考え方をもちましょう。



現代のビジネスの一番の問題点は「個性がない」

ということなのです。



選ばれるために、買ってもらうためには、何が必要なのか?

それは「関係性」ということです。



業種にもよりますが、新規客獲得コストのほうが

6倍から12倍も高いと言われています。



リピートしてくれないのは、「忘れられている」から。



継続することが一番大事。



「個性」がなかったら売れない。



誰が書いているかわからない情報は、お客さまには読まれません。



売れる売り方とはどういうことか?それは「編集」です。





参照:

『安売りするな! 「価値」を売れ!』(藤村正宏著/実業之日本社)
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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!

┌───────────────────────────────────┐

├○

├○   最大の防御、個性。 最大の攻撃、個性。

├○

└───────────────────────────────────┘





著者いわく、大事なことはこの5つだそうです。



1、ターゲットの絞り込み

2、売り込まない

3、「好き・楽しい」を配信

4、人のストーリーを語る

5、新たな意味づけをする



わかっちゃいるけど、

それがなかなかできないんだよ!



という声が聞こえてきそうですね。



まずは、自分の「好き」を

とことん突きつめてみてはどうでしょうか?



一緒にがんばりましょう!

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