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BOOK REVIEW書評

『ビジネスマンのためのメンタル・タフネス』(ジム・レーヤー著/CCCメディアハウス)vol.322

こんにちは、

本日の一冊は

『ビジネスマンのためのメンタル・タフネス』

(ジム・レーヤー著/CCCメディアハウス)です。

 

『ビジネスマンのためのメンタル・タフネス』(ジム・レーヤー著/CCCメディアハウス)







IPS、です。







一気に読んでしまいました。





自分のピークパフォーマンスを発揮するために

導きだされた12の分野です!





ひと言でいえば、

テーマは

「メンタル・タフネス」ですね。





実際に11年もかかって書かれたもの。





一流のプロスポーツ選手のメンタルトレーニングを

手掛けてきた心理学の権威です。





まずは自分がどんな状態にあるのか?

を理解しておかねばなりません。





さて、あなたは仕事で

どれくらいの力を発揮できていますか?





ハイ・ポジティブ状態→85~90%の力

ハイ・ネガティブ状態→65%の力

ロー・ポジティブ状態→25%の力</ span>

ロー・ネガティブ状態→10%の力





だそうです。





ええ!

じゃあ100%はどこにあるのか?





ですよね。





それが本書のいう、

IPS状態にあるときだそうです。

理想的な心理状態(Ideal Performance State)





そのときには、

潜在能力が100%発揮される

絶対的ベストな状態!





これを手にしたいですね。





キーワードをひとことで言えと

言われるとこれですね。





チャレンジ!!





 

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『ビジネスマンのためのメンタル・タフネス』(ジム・レーヤー著/CCCメディアハウス)

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何かを上手にやりとげるには、まず、気分がよい状態でなければならない。



もしあなたが良い気分を、うまくやった結果、つまり行動の結果得られる

ものと考えているのなら、それは反対である。

人間の神経系の構成からすれば、感情が先になくてはならないのだ。



ハイ・ポジティブは、IPSと似ているようだが、

全く同じものというわけではない。IPSは、身体と脳の全部が

完全に機能している。“真っ白な瞬間”である。



ストレスの要因となるのは、出来事ではなく、

出来事に対する反応のしかたなのだ。



ポジティブな態度をとるということは、自分がやり遂げられる事が

わかっていることを示している。



ポジティブな態度は、生まれつきのものではない。

行動の達人たちは、自己改革しているのだ。



行動を引き起こす動機が一体何であるのかは、それほど重要ではない。

行動(ビジネス、スポーツを問わず)の質を決定するものは、

行動をとっている最中の動機にあるのだ。



トップになる者は、戦いの結果よりも、

戦いそのものを愛する事ができなければならない。



スパーク(燃える心)



やる気がかき立てられるのは、視覚よりも聴覚からの方が多い。



メンタル・ワークは、イコール、身体のワークである。

行動はすべて、エネルギーを必要とするのである。



酸素は、呼吸から生じる。



赤ちゃんの最初の呼吸から、人が“最後に息をする”あるいは、

“最後の息のために戦う”までに、約六億回呼吸することになる。



もし、アイデアやイメージにいき詰まったら、右の鼻孔をふさいで、

五~十〇分間左の鼻孔のみで息を吸ったり、吐いたりするのだ。



メンタル・タフネスへのカギは、自分がコントロールできる

事に集中することである。



右脳を作動させたい時には絵画をみるといい。

できたら、分析などを必要としない、抽象的で意味のない絵がいい。

目は絵の左から右へ移動する。



ユーモアの本質とは、予想もしない関係を見つけ出す事にある。

新しい関係を見つけだす事はまた、創造性の基本でもあるのだ。





参照:

『ビジネスマンのためのメンタル・タフネス』(ジム・レーヤー著/CCCメディアハウス)
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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!

┌───────────────────────────────────┐

├○

├○    酸素を取り込んで、スパーク!

├○

└───────────────────────────────────┘



ステージ1からステージ4までを描いた

円グラフの説明が49ページにあります。





この図解に、釘付けになりました。





ステージ1:ローエネルギー(放棄、言い訳)

ステージ2:ネガティブ・エネルギー(怒り)

ステージ3:ネガティブ・エネルギー(委縮)

ステージ4:集中したハイ・ポジティブ・エネルギー(チャレンジ)





やはりそうなんだ!





と思いました。





チャレンジを選びとらないと、

ステージ4にはいけないということですね。





変革!





をうたう人が

エネルギーに満ち溢れている理由が

わかるような気がしました。






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