『工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素』(ラリー・ブルックス (著)/フィルムアート社)vol.456
本日の一冊は、
『工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素』(ラリー・ブルックス (著)/フィルムアート社)
です。
工学、です。
何がストーリーで、
何がストーリーでないのか?
これに明確に答えられる人が
いるでしょうか。
ということで、
ストーリー戦略コンサルタントを
名乗っている芝蘭が、
今日はストーリーの本でまた
おお!いい本見つけた!
というお宝本を紹介します。
こういうアマゾンでもまったく
星がついていない本を見つけると、
うれしいですね。
小説家を目指さなくても、
文章を書く人たちはしっかりと
読んでいた方がいいです。
お宝本発見で
気持ちが熱くなっている芝蘭です。
——————————
——
『工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素』(ラリー・ブルックス (著)/フィルムアート社)vol.456
<Amazonで購入>
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/484591722X/withup- 22/ref=nosim アイデアを物語用に進化させたのがコンセプト。
コンセプトは「問いを投げかけるもの」
と思ってほしい。その問いの答えがストーリーになる。アイデアは四要素(コンセプト/人物/テーマ/構成)
のどこからでも生まれる。「もし~なら?」という問いを作れば
ストーリーが見えてくる。コンセプト化したからだ。テーマとは「ストーリーが伝える意味」を指す。
(略)人物とは、「選択、行動、
態度をトータルで見た姿」ということ。人物の真の姿は「第三の次元」にある。
ピンチに陥った時、必要に迫られた時、
人物はどの顔を見せるだろうか。優れたストーリーはなぜ
それを望むかも描かれている。バックストーリーは物語の一部ではなく、
文脈を作るためのツールだ。テーマとは真理や教訓でもある。
見せろ、語るな。描写しろ、説明するな。
コンフリクトがなければストーリーは
成立しない。コンフリクトを構成するのは
構成を知らねばならない。主人公にとって大切なもの、
失うと困るものを読者に伝えよう。
そうすればするほど、
読者はその後の展開を気にかける。アイデアや文章表現の問題は構造や
アウトラインでは直せない。
工学と芸術は別物だ。書き手はまず基礎の設計士であり、
なおかつ言葉の職人でもあるべきだ。少ないほど多くを語る。
参照:
『工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素』(ラリー・ブルックス (著)/フィルムアート社)vol.456
<Amazonで購入>
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/484591722X/withup- 22/ref=nosim
————————————
というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
——————————
コア要素をおさえているか?
——————————
著者曰く、6つのコア要素とは、
1 コンセプト
2 人物
3 テーマ
4 構成
5 シーンの展開
6 文体
です。
これはしっかり本書を読んで
身につけてくださいね。
そして「人物設定の7つのカテゴリー」
これも必見ですよ!
文章を書くときに、確実に
奥行きが違ってきます。
久々にこの値段を払っても
価値があった!と思えた本。