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BOOK REVIEW書評

『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(野澤 直人 著/すばる舎)vol.424

本日の1冊は、

『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(野澤 直人 著/すばる舎)

です。

『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(野澤 直人 著/すばる舎)

3つの能力、です。

広報やPR関係の本は、
わりと目を通しています。

久しぶりに使えるな!
と思う本に出会えました。

なにより、
小さな会社、中小企業向けに
寄り添ったメッセージに
好感が持てる本です。

無駄なプレスリリースの
一斉配信はするな!
というスタンスですが、

その理由も解説してあります。

自社のためだけの使える
メディアリストを作りたい方は
ぜひ参考にしてみてください。

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『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(野澤直人著/すばる舎)
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プレスリリース=公開情報=
絶対に特ダネにはならない情報=価値の低い情報
これが、プレスリリースに対して
マスコミ関係者が抱く基本的な感覚です。

「広報マンである前に、いち読者、
いち視聴者たれ」をぜひ心がけてみてください。

プレスリリースだけを送って、
見事レスポンスを得られる確率としては、
どの程度を期待したらいいのでしょう?
私の場合は、経験上、その基準を
3%くらいに設定しています。

さらに、記者の名前と部署まで調べて、
「日本経済新聞 企業報道部
〇〇〇〇(記者の名前)さま」
と書ければ、それがベストです。

私がよくやるのは、PRしたいネタの
新聞記事や雑誌の記事をお土産にして、
テレビ局を訪問する、という作戦です。

また、電話口では「実はまだ、
プレスリリースで配信する前の
情報なのですが……」とも伝えてください。
このひと言で、記者の食いつきが
まったく変わるはずです。

新聞記者にもっとも電話が
つながりやすい時間帯は、
ズバリ平日の17時~20時くらいです。

それは、面談中に必ず
「このプレスリリースの内容は、
取材になりますか?」と、勇気をもって
ド直球で相手に意見を聞くこと。

お盆休みを挟んだ8月は、
マスコミの世界では「夏枯れ」と言われ、
一般的に報道すべきニュースが
少なくなる時期だと言われています。

制作会社は通常、複数の番組の制作に
同時に携わっているため、
制作会社1社にPRネタを持ち込むことで、
複数の番組への露出を同時に
働きかけることが可能になるのです。

たとえば、このようなビジュアル素材です。
・サービス内容をわかりやすく示した図解
・数値的な傾向を説明する棒フラフや折れ線グラフ
・商品の差別化ポイントを示したポジショニングマップ

新聞記者の世界にはこんな言葉があります。
「同じ現象が2回あれば『傾向』、
3回なら『流行』、4回以上なら『社会現象』」

イベントを開催する3~4か月前から、
プレスリリースをつくって送り始めます。

広報担当者に必要な能力とは何でしょうか?
私は、大きく分けて3つあると思います。
1.戦略立案能力
2.文章作成能力
3.コミュニケーション能力

地方PRでは、それぞれの地域ごとに
影響力のある媒体がありますので、
まずはそれらを押さえることが大切。

たとえば北海道なら「北海道新聞」
がメジャーですし、宮城県なら「河北新報」、
長野県なら「信濃毎日新聞」という具合です。

参照:
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というわけで、

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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準備に時間をかけよう。
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楽々となんでも
こなしてしまうような人って、
うらやましいですね。

ですが、
見えないところで
とてつもない時間をかけて
準備をしている!

ということです。

これは昨今、結果を出した方などを
見ていて改めて思ったことです。

この著者もそのあたり、
しっかりと積み上げてきたものが
あるのだな、

と感じさせられました。

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