『「日本」の売り方』(保井俊之著/角川書店) vol.154
こんにちは、
本日の一冊は
『「日本」の売り方』(保井俊之著/角川書店)です。
ループ、です。
紹介したくてうずうずしていた本。
そして、間違いなく
上半期ダントツの本です。
なぜ、まだあと1ヶ月も残した段階で
そう言えるのか?
わたしはこの本をつねに
カバンの中に入れて持ち歩いているからです。
読み終わったあとでもです。
そして読み終わったあとに、
また2回も読み直したという
たぐいまれな本だったから。
前回は、この本の伏線として、
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『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体』(適菜収著/講談社)
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062727269/withup-22/ref=nosim
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をご紹介しました。
B層が日本を滅ぼす、
B層は歴史を知らない、
宗教がわからず政治などできない、
などなど。
さて、今日はじゃあどうやったら
いいんでしょうかね?
の解決編です。
モノが売れない?
ではなく、
売るものが違う!!
えらいこっちゃです。
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『「日本」の売り方』(保井俊之著/角川書店)<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041102057/withup-22/ref=nosim「モノづくり大国日本」から、「協創力大国日本」へ。
この転換こそが日本経済を再生させる。中国やインドでは、「赤物家電」が売れる。赤は縁起のよい色だからだ。
この消費者の色に関する好みにいち早く着目したのが、
韓国の家電メーカーだ。消費者の好みは歴史・文化の所産だ。(略)
またインドやネパールでは、食品の盗難を防ぐために、
鍵付きの冷蔵庫が売れているそうだ。顧客の感性をつかむのも、システム思考のうち。
その機能をさび付かせた日本企業の多くはビジネスをつかめないだろう。世界はローカル市場の集まりだ。
日本人の価値観は多様だが、人と人をつなげていき、
協働の仕組みを作る素養を、小さい頃から我々はふんだんに持っている。東洋の時間は循環で、西洋の時間は直線だ。だから、
「アジア人は他人からの要因を考慮し、起こったことについて、
より全体論的な見方をする」日本人が「協創力」の素養を持つ第三の理由は、
自然崇拝と再生信仰の伝統だ。みなが持っているはずの「ちょっといいやり方」や「ちょっといい力」。
それを「システムズ・アプローチ」や「協創力」と呼んでいる。1.判断はあとまわし
2.数を出せ
3.会話は一点集中せよ
4.見える化せよ
5.「一言でいえば」を考えよ
6.他人のアイデアに乗れ
7.議論のトピックを変えるな
8.「無茶振り」のアイデアをおもしろがれ消費者の心をいま一番つかむサービスモデルは、
消費者自身のパーソナルな提案が実現するという能動性と、
自分が誰かを助けているという利他性だ。つまり、「システムズ・アプローチ」×「場」=「協創力」である。
システム思考×デザイン思考×マネジメント思考=
「システムズ・アプローチ」なのだ。「協創力」は民主主義のあり方や政治の仕組みも
変えていくかもしれない。参照:
『「日本」の売り方』(保井俊之著/角川書店)
<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041102057/withup-22/ref=nosim————————————————————————
というわけで、
▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○
├○ DNAを思い出せ。
├○
└───────────────────────────────────┘
「つながり」を見つけ出す考え方。
「つながり」をデザインする考え方。
「つながり」を創る仕事を段取る考え方。
いよいよ、ストーリー戦略が
大事な時代となってきました。
ビジネスプロフィールコンサルで
様々な強者と戦ってきたステージでした。
次のステージにてまたこれが問われそうです。
がんばります!