『感動を売りなさい 相手の心をつかむには「物語」がいる。』アネット・シモンズ著 vol.3
本日の一冊は
『感動を売りなさい 相手の心をつかむには「物語」がいる。』アネット・シモンズ著
です。
ひさびさに面白い本に出会いました。
何気ない1行に、
その人の価値観が出てくるので、
「言葉って恐いな」と思います。
そのエピソードを読んで、
読者やお客さんがどう思うのか?
何を感じとってもらいたいのか?
きっちりとそこまでよんだ
「感情設計」をしておかないと、
相手にへんな記憶が残ってしまいます。
私はWEBにも書いていますが、
「数字」は人を動かさないと思っています。
数字で人が動くとしたら、そのあとに「単位」がつくから。
そして、それにともなう感情がついてくるからです(笑)
でも、エピソードは見せ方によって
相手に勇気と感動を与えます。
その人の価値観を明確にし、
何と戦っているのかがわかるから。
つまり、
●視点と切り口
●組み立てと見せ方
これが勝負の分かれ目だと思います。
いま、ある書籍の「まえがき」「あとがき」
の構成を練っているところですが、
そんな私にあらたな視点を与えてくれた
のが、
これです↓
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『感動を売りなさい 相手の心をつかむには「物語」がいる。』(アネット・シモンズ著)より
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「勝つ」ストーリーとは、”聞き手”が自分にとって
意味があると感じるストーリーです。教訓を与えるストーリーは、対応を変えれば結果が変わる
ことを教えてくれます。本当に影響力のあるストーリーを語るには、
自分とは別の視点で見たり、その視点から
離れることのできる能力が必要です。視点を変える練習をすると、
ストーリーを語る能力と「行間を読む」能力が育ちます。———————————————————–
エピソードの宝庫で、昨今、記憶に新しいのは、
ハリポタとARASHIをおさえて
アマゾンで2日連続ベストセラー総合ランキング1位になった、
『3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術』(マーク富岡著/サンマーク出版)
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かな、と思います。
私は原稿の段階から見ていました。
もっというなら、
「まえがきがなってない!」
と、注意した記憶があります(笑)
マーク富岡氏の強烈なエピソードが書かれていなかったんですね。
なので、
「なぜ、『アレ』を出さないのか?」
と、彼を揺さぶったわけです。
あちらこちらのブログで、
「プロローグにやられた」、というのを
見ていると自分のことのようにうれしい。
私のなかで、ある意味、
独自開発した「起承転結メソッド」の再確認が
できた作品となりました。
(マーク、ありがとう!)
というわけで、
●「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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自身のドラマ性を発見したとき、
それは相手の記憶に残る
「最大の武器」となる。
自分で見つけられないなら、
誰かに見つけてもらうこと。
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芝蘭友は、死ぬまで、
誰かのために必要なメッセージ作りに
こだわっていきたいと思っています。
今週はこんな感じです。
では、次回もまたおつき合いくださいませ。
芝蘭友でした!