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BOOK REVIEW書評

『スーパーストーリーが人を動かす』(タイ・モンタギュー著/日経BP社)vol.245

こんにちは、

本日の一冊は

『スーパーストーリーが人を動かす』(タイ・モンタギュー著/日経BP社)です。

 

『スーパーストーリーが人を動かす』(タイ・モンタギュー著/日経BP社)

 

4つの真実、です。

 

 

私のやり方は間違っていなかった!

と確信できた本。

それが今日の
スーパーストーリーです。

スーパーって、
お買い物するスーパーではないですよ。

私は真のストーリーを引き出していくときに、
その方の新規ビジネスが見えるのですが、
その謎もこの本で解けました。

うれしい!

自分の中にあるモヤモヤが
言語化されるというのは、
なんと気持ちのよいことでしょう。

広告業界で20年のキャリアを持つ
マーケティング・イノベーターが著者。

いいですね、
私はイノベーターというだけで
ゾクゾクします。

発信型ストーリーは古い。
ストーリーテリングも時代に合っているとは言えない。

では何が大事か?

そうストーリーを生きる!
ということです。

ストーリードゥーイングの時代。

 

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『スーパーストーリーが人を動かす』(タイ・モンタギュー著/日経BP社)

<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822249980/withup-22/ref=nosim

 

レッドブルはビジネス界において、明確なメッセージを表現する
ストーリーと実際の行動を融合させて成功した優れた例となった。
わたしはこういう会社を「行動型ストーリー企業」と呼んでいる。

「ストーリーテリング」ではなく「ストーリードゥーイング」というわけだ。

言い換えると、人々は製品を買っているのではなく、
自分が伝えたいスーパーストーリーを作るために行動しているのだ。

スーパーストーリーが明確になれば、
それをもとに次にとるビジネス活動を導くこともできる。

人間なら誰もが生まれつきストーリーを持っている。

ともかく、現代のビジネスでは
右脳型とか左脳型といった違いを忘れてほしい。

企業のスーパーストーリーは成長戦略を決めて促す力を持つ。
あらゆる部署や機能がストーリーを中心にして組みたてられていくのだ。

関連性のないものから一貫性のあるスーパーストーリーを
生みだそうとするのは無理な話だ。

4つの真実はスーパーストーリーの柱である。
スーパーストーリーとは基本的にあなたが将来、
自分の組織はこうありたいと考える姿を表現したものである。
そして、仕事への意欲と方向性の原動力となるものだ。

どのようなストーリーを語るにしても“場”が必要となる。

探求の真実を考えることは、内面を見つめ直し、
掘り起こすことでもある。

ベンチャーキャピタリストのベン・ホロヴィッツは
「ストーリーを持たない企業は戦略を持たない企業と同じだ」と述べた。

優れたプロセスは芸術的な部分と科学的な部分の両面を持っているものだ。

調査した数値がそれとなく示すことはもちろん、
手を加えていないデータや数値をよりどころにする。
だから人間性と勘が重要になるのだ。

データは重要なツールである。
けれども、データはあくまでも過去のものであり、
ストーリーは人間の心のなかに、<いま>あるものだ。

参照:
『スーパーストーリーが人を動かす』(タイ・モンタギュー著/日経BP社)
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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○
├○   そのストーリーに未来が映し出されているか?
├○
└───────────────────────────────────┘

4つの真実って何?
ですよね。

・現状の組織
・参加者
・ステージ
・探求

だそうです。

キーワードだけ見ても
ピンとこないかもしれません。

でも、私が日頃、
ビジネスプロフィールコンサルのときに
考えている世界観が網羅されていました。

「優れたプロセスは芸術的な部分と
科学的な部分の両面を持っているものだ」

この1行に出会えただけでも、
私はしあわせでした。

これからも自分の大事にする
プロセスは守り続けていこうと思います!

 

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