『鬼速PDCA』(冨田和成著/ クロスメディア・パブリッシング)vol.381

2016年11月29日

こんにちは、
本日の一冊は、
『鬼速PDCA』(冨田和成著/ クロスメディア・パブリッシング)です。

『鬼速PDCA』(冨田和成著/ クロスメディア・パブリッシング)

因数分解、です。


PDCAと聞いて、
なにをイメージしますか?


ああ、
あのまわすやつね。


でしょうか。


著者いわく、
マネジメント手法というよりも、
前進を続けるためのフレームワーク!


という認識をもっているそうです。


さっと読もうと思ったら、
わりと本気で書いている
しっかりした本でした。


著者は、
元学生起業家、元証券営業マン、
元プライベートバンカーです。


本の中で、
新しいものに目移りしやすい人の
特徴もあげていました。


その特徴は3つのうち
どれかが欠けているとのこと。


最低限の、


1.仮説設定
2.検証期間
3.行動結果


です。


ぐさっと胸に刺さった人も
いるのではないでしょうか?


で、気になるのは、
いままでのPDCAとなにが違うのか?


ですね。


徹底的な因数分解が
書かれていること。


そして、


PDCAの「A」を改善と
とらえていないこと。


・ロジカルシンキング
・PDCA本
・業務改善本


これらを足して
3で割ったようなそんな印象です。


読み応えがあります。


これが自然に
まわせているような
組織は強いのでしょうね。

 

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『鬼速PDCA』(冨田和成著/ クロスメディア・パブリッシング)

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1週間仕事をして何も起きない
ことなどあり得ない。
「課題がないのは行動をしていない証拠」
という共通認識が当社の社員たちのなかにはある。

私は、PDCAのAを、一般的に知られている
日本語訳の「改善」ではなく「調整」としている。
「改善」だけに目を取られて
「伸長」を忘れないためである。

人が不安や疑問を感じ、
歩みを止めてしまう原因は3つしかない。
・「自分はどこへ向かおうとしているのか?」(ゴールが見えない)
・「果たしていまの努力は意味があるのだろうか?」(道が見えない)
・「この方法のまま続けていていいのだろうか?」(手段が見えない)

目的地のない旅は放浪であり、
目的意識のない仕事は惰性だ。

あらゆるPDCAは、たどり着きたいゴールを
決めることから始まる。

期日を守ること。定量化すること。
そして過度に具体的なものにすることだ。

よって重要なのは適宜、選択肢をふるいにかけ、
「やらないこと」を決めると同時に、
「やること」について優先度づけを行うことである。

(略)そのときに使う基準は3つある。
インパクト(効果)、時間、そして気軽さだ。

KPIを絞るときに使う基準は、
できるだけ頻繁に検証でき、
なおかつ成果がその数値に
正確に反映されるものである。

私の経験上、深掘りをするときの
深さの基準は5段目だ。

検証する対象は、次の3つである。

KGI:ゴールの達成率
KPI:サブゴールの達成率
KDI:行動計画の達成率

KPI未達の4大原因
A.行動が伴っていなかった(KDIが未達)
B.行動は合っていたが不十分だった(DOの不足)
C.想定していなかった課題があった(課題が未発見)
D.仮説で立てた因果関係が間違っていた(KPIとKDIの連動性が取れていない)

「今回はこれでやってみよう」という
仮説思考で動くからこそ検証が活き、
再現性が高まるのである。

(略)当社ではむしろ課題がまったく
出てこない社員が白い目で見られる。
なぜなら、業務を進めていれば必ず
何かしらの課題に直面するはずであり、
課題がないということは、
「鬼速で動かしていない」ことの証拠とみられるからだ。


参照:
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というわけで、

 


▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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「インパクト」を読み間違うな。

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中身がしっかりつまった本でした。


そういえば、
先日の芝蘭の出版記念講演会で、


「芝蘭さんの紹介される本は、
間違いないので安心して買える!」


と言ってくださった方がいました。


ありがとうございます。


芝蘭は書評家ではありませんが、
いちビジネスパーソンとして、
いち経営者として、


これは使えそう!
と思う本を紹介していく、
というスタンスです。


引き続きよろしくお願いします。

 

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