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BOOK REVIEW書評

『プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える』(アネット・シモンズ著/海と月社)vol.191

本日の一冊は

『プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える』

(アネット・シモンズ著/海と月社)です。

 

『プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える』(アネット・シモンズ著/海と月社)







プル、です。







ここ最近は、

ず~っと

プレゼンのことを考えています。



いい具合に

頭の中にあるストーリーが

熟成されてきました!



セミナー準備の話です。



そういえば、経営大学院のときも

単位取得がかかったレポート前は

同じような感じでしたね。



「レポート、完成したの?」



と、クラスメイトに聞かれて

よくこう答えていました。



「うん。頭の中ではとっくに完成しているよ!」



と。



レポートにはひとつの文字も

書かれていない状態です。



クラスメイトには、

提出が間近なのに、本当に大丈夫かいな??

と、心配されることしばしば。



なんといいますか、

自分なりのポリシーがありまして

メッセージを洗い出して、

アナログの設計図を作ります。



ストーリーラインを構築して

自分の動く姿が見えてきたら

はじめてパワポに手を出します。



え?

心構えはどうでもいい?



はい、では本題に。



私がこっそり注目していた著者の

待望の新刊です。



「アメリカCEOのベストビジネス書100」

に選ばれている名著みたいですね。



目を通さなくても、

読みごたえのある本だ!と

ひと目見てわかりました。



書店で見つけたときに、

久々に心が躍った。

 

 

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『プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える』(アネット・シモンズ著/海と月社)

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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903212394/withup-22/ref=nosim





あなたが人を動かせるかどうかは、

あなたが何を言うかではなく、どのように語るか、

そして、あなたがどういう人間かにかかっている。



ストーリーは「プル(引く)」の戦略である。



あなたがどういう人間で、どういう動機をもっているかについて

安心できたところで、聞き手はようやく、自分にどういう

メリットがあるのかを聞く気になる。だがこのとき、

相手の心を揺さぶる絵を描き出せない人があまりに多い。



苛立ちで頭をかきむしる暇があれば、教えたい内容を

うまく相手に伝えるストーリーを考えたほうがいい。



一般に、ものごとを教える際、「わかりやすさ」が

重んじられすぎている。だがストーリーを通じて

スキルを教えれば、「複雑さ」の要素を取り入れられる。



ストーリーの力を理解していれば、地位や肩書きがなくても人を動かせる。



究極の真理を描いているストーリーは、音叉に似ている。



本当によいストーリーなら、忘れられないように

何度も聞かせる必要などない。

聞き手の脳裏で自然に再生されつづけるからだ。



単なる事実がストーリーに変わる場合がある。

そういう微妙で、それでいて重要な変化が起きるのは、

あなたが聞き手に「正解」を教えるのではなく、

「知恵に基づく選択」をさせようとするときだ。



いくら事実を羅列しても、メッセージは現実感をもたない。



説得力のあるストーリーを語るうえで

最大の障害は、挫折感や無力感だ。



自分自身を説得できずに、ほかの人を説得することなどできない。





参照:

『プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える』(アネット・シモンズ著/海と月社)
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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!

┌───────────────────────────────────┐

├○

├○   「不合理」の処方箋は、ストーリーである。

├○

└───────────────────────────────────┘







6つのストーリーを頭に入れるべし、と。



●「私は何者か」というストーリー

●「私はなぜこの場にいるのか」というストーリー

●ビジョンを伝えるストーリー

●スキルを教えるストーリー

●価値観を具体化するストーリー

●「あなたの言いたいことはわかっている」というストーリー



みなさんもぜひご自分の

ストーリーを作り上げてくださいね。

がんばれ!

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