SCROLL

BOOK REVIEW書評

『古くて新しい奇跡の言葉「いただきます」』木村まさ子著 vol.113

 

本日の一冊は

『古くて新しい奇跡の言葉「いただきます」』

木村まさ子著です。

 

『古くて新しい奇跡の言葉「いただきます」』木村まさ子著

 

 

無限の宇宙、です。

 

 

世の中で身近にある

最も尊い言葉。

 

それを忘れていたとしたら、

なんと心が貧しくなってしまうことか。

 

食といのちの講演を全国で続けている

木村まさ子さん。

 

私も一度、お会いしたことがありますが

とても若い方なのでびっくりした記憶があります。

 

ご存じの方もいるかと思いますが、

著者の息子さんは木村拓哉さん(キムタク)です。

 

「食べることは“いのち”と“いのち”のぶつかり合いです」

という木村さんの言葉に、

がつんとクサビを打ち込まれた感じ!

 

さらに、そこに先祖から続く

いのちといのちのつながりみたいなものを

感じ取ってしまった私です。

 

だからでしょうか?

 

なぜか、この本を読んだあと

急に母親に会いたくなってしまいました。

 

————————————————————————

『古くて新しい奇跡の言葉「いただきます」』(木村まさ子著/青春出版社)

<Amazonで購入>

http://amzn.to/jaU3o3

 

 

食べ物に気を配るのと同様に、

食べ方にも意識を向けていただけると、

これからの人生が変わることもあるかもしれません。

 

食事は腹だけではなく、

心を満たすものであってほしい。

 

食事さえ与えていれば

子どもが育つと思ったら

大間違いです。

 

口に出して言わなければ、

言霊の力は発揮されないのです。

 

「食べることは“いのち”と“いのち”のぶつかり合いです」

私はよくこんな表現をします。

 

和食の繊細さについては、

箸に象徴されるといってもよいと思います。

洋食のナイフとフォークの用途が「刺す」「切る」であるのに対し、

箸は「つまむ」「はさむ」が基本です。

 

生まれ育った土地から半径16キロメートル圏内で

とれた食材が、その人の細胞を活性化するパワーフード

であるとも言われています。

 

私は、食事中に感動して泣いたことが二度あります。

 

 

参照:

『古くて新しい奇跡の言葉「いただきます」』(木村まさ子著/青春出版社)
<Amazonで購入>
http://amzn.to/jaU3o3

———————————————————————–

 

というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!

┌───────────────────────────────────┐
├○                                
├○ 「箸」のまわりに無限の宇宙。                         
├○ 
└───────────────────────────────────┘

 

今回の本の装丁もうっすらと「お箸」の

絵が浮き上がっています。

でしゃばらないその雰囲気がまた素敵!

 

なんだか「お箸」がとても

いとおしくなりました。

 

さらに、前回ご紹介させていただいた

装幀家(ご夫婦である)の

『おかしな本棚』(クラフト・エヴィング商會著/朝日新聞出版)

http://amzn.to/iG3GOM

も、大変反響がありました。

 

改めてこのメルマガを読んでくださる読者の方は、

本が好き、紙が好き、デザインが好きな方が

多いのだなと感じました。

 

いつもありがとうございます!

 

芝蘭友の書評メルマガご登録はこちらから

CONTACT

お問い合わせ