『ヒットの崩壊』(柴那典著/講談社)vol.399

2017年04月18日

こんにちは、
本日の一冊は、
『ヒットの崩壊』(柴那典著/講談社)です。


『ヒットの崩壊』(柴那典著/講談社)

接触、です。


音楽が好きですか?


芝蘭は文章を書くときも、
音楽が手放せません。


全般に「音」が好きですね。


なので
ラジオも必須です。


聴覚派です。


今日は激変する音楽業界について
書かれた本です。


いわば、


「聴く」時代から、
「参加する」時代になった、
ということです。


時間と空間の共有の時代。


『シェア』という本もありましたが、
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これから時代は
どこに向かおうとしているのか?


時代、


というと難しそうですが
ひとりひとりの欲求の塊が
経済だととらえると、面白いです。


やはり
人を見ないことには
ダメですね。


事業ドメインがシフトしている!
いかにこの流れを
大きな目でとらえるか?

 

 

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『ヒットの崩壊』(柴那典著/講談社)

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「音楽が売れない」と言われ続けて、
もう20年近くが経つ。史上最もCDが
売れた年である1998年に比べ、2015年の
音楽ソフトの生産金額は40%に過ぎない。
6074億円から2544億円へ。
この17年でおよそ3500億円の市場が
失われた計算になる。(日本レコード協会調べ)

バンドやミュージシャンだけではない。
アイドルグループも「長く続けられるもの」
になってきている。
かつては全くそんなことはなかった。

音楽業界の構造が変わり、いまや音源よりも
興行が重要な収益となっているから。
つまり、CDよりもライブで稼ぐ時代になっているのだ。

コンテンツからコミュニケーションへの
欲求の変化。それが00年代後半から10年代初頭に
かけてのわずか数年間に起こったことだった。

音源よりもライブで稼ぐ時代になったことで、
「みんなが知っているヒット曲」が
なくなっても収益を上げることが
できるようになったわけである。

小池 聰行は同志社大学在学中に、
あるきっかけで人気のメカニズムに興味を持つ。
目に見えない人気というものを数値化しよう
というアイデア、それをビジネスにしようと
いう発想が、オリコンのスタート地点になった。

CDや書籍などのパッケージならば、
ランキングは「枚数」や「部数」で示される。
しかしサービスの場合、ただ売り上げの数字や
その規模を比べても意味はない。
重視されるのは「数」ではなく「質」だ。

第一章で小室哲哉は
「ヒットが『枚数』から『指数』になった」
と語っていた。

「日本で長らく認知されてきた
ヒットチャートは『所有』のチャート
なんですね」磯崎はこう指摘する。

カラオケ人口は、一大ブームを
巻き起こした1995年に5850万人という
ピークを記録している。2001年までの
数年間でその数字は急落するが、
その後10年以上にわたって4000万人台後半で推移。

ライブ市場の拡大について語る時に、
まず前提となるのは
「体験はコピーできない」ということだ。

音楽はただ「聴く」だけのものではなく、
そこに「参加する」ものになっているのだ。

ヒット曲が「みんなで踊る」現象から
生まれていることも、音楽が参加型の
エンタテインメントになっている
ことの一つの証左と言える。

野外フェスは音楽を主軸にした
「祭り」という本質を持ったまま、
新しいタイプの「アウトドア型レジャー」
として楽しまれている側面がある。

ここ数年、アメリカで起こっていることが
参考になる。まず一つ言えるのは、
CDとして発売されない「ストリーミング発」の
ヒット作が生まれる、ということだ。

しかし現在のアメリカの状況は、
音楽が“売れない”という認識の
はるか先を進んでいる。
意図的に音楽を“売らない”ことを
選び続けたアーティストが、新世代のスター
になり、巨額の収入を得ているのである。


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というわけで、




▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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ドメイン・シフトに目を凝らそう。

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マーケティングで大事なことは、


「どうするか?」よりも
「どこで戦うか?」が
重要だと言われています。


当たり前です。


戦う場所が間違っていたら
取り返しがつかない。


ということで、
本日の本はやはり
自分のビジネスはどうなのか?


を意識しつつ読んでみること。


音楽業界という
事業領域で見ていると
見誤ります。


音楽業界はもはや、
レジャー産業の領域に入っている
ということですね。


ひとつ芝蘭の中で、
新たな研究テーマが
見つかりました。


がんばります。

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