こんにちは、



本日の一冊は

『成功事例に学ぶマーケティング戦略の教科書』

（酒井光雄編著/かんき出版）です。

SDL、です。







先週に引き続き、

これまた遅くなりすみません！！



当初、紹介しようと思った本を

やめました。



なんか読みにくかったので、

急きょ、変更！！



というわけで、

いきなり本題にいきましょう。





この本は、

コンサルタントは必須！



読み応え満載なので、

かつ面白いから集中できる時間を確保して

読まれることをおすすめします。



43社のケースが紹介されています。



私は、「カゴメ」のケースにやられてしまいました！



すごいな！

と素直に感動しました。



コアコンピタンスを見失い、

あれこれと手を広げて失敗。



自社商品が市場で安売りされるという

悲しい現実を乗り越え、どう再生したか？



私はどうも再生物語のようなものが

好きみたいですね。



企業がコアコンピタンスを活かして、

飛躍していく要件がコンパクトにまとまっているのに、

この重厚感。



マーケティングとはタイトルにあるものの、

これ、がちんこで戦略論ですわ。



まあ、戦略というよりマーケティング

という方が売れるからかな。



深読みしすぎか。



最近、かんき出版から出ているものに

私好みのものが多い。

 

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『成功事例に学ぶマーケティング戦略の教科書』（酒井光雄編著/かんき出版）

＜Amazonで購入＞

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761269243/withup-22/ref=nosim





市場の細分化には、「マス・マーケティング」「セグメント・マーケティング」

「ニッチ・マーケティング」「ミクロ・マーケティング」という

４つの発想基軸がある。



駐車場は大都市を中心に慢性的に不足しており、国内では

2400万台の駐車場が必要とされるが、700万台程度しか

供給できていないといわれる。



「JINS　PC」の注目点は、「普段は眼鏡を掛けていないが、

仕事でパソコンを使用している人たち」を顧客設定した点だ。

視力矯正を必要としない人が顧客になると、日本の人口

１億2000万人が潜在顧客になる。



また、疲れ目によって眼科に通っている人は、年間累計で1600万人に

上るといわれ、（略）その需要は極めて大きくなる。



ブランドには「資産価値（ブランド・エクイティ）」があり、次の５つの

要素から構成される。

１．ブランド・ロイヤルティ

２．ブランドの認知度

３．生活者が感じている品質

４．ブランド連想

５．他の所有ブランド資産



KUMONの生徒総数は434万人（そのうち日本国内は147万人）で、

海外の生徒数が圧倒的に多い（2013年３月現在）グローバル企業だ。



たとえば皮膚科領域の国内市場は3000億円程度で、全医薬品市場

７兆円のわずか４％しかない。



TOTOは中国市場で高級ブランドとしての地位を確立し、

中国進出する日本企業のベンチマーク（他社の長所を学び、自社の

業務や経営を改善する方法）先であり、お手本となっている。



モノが存在せず、サービスだけで感動を提供する企業など存在しない。



だが、近年のサービス研究において、

「サービス・ドミナント・ロジック（SDL）」とう考え方が登場した。



また同社（伊那食品工業）のホームページには、

「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」

の言葉が引用され記載されている。







参照：

『成功事例に学ぶマーケティング戦略の教科書』（酒井光雄編著/かんき出版）
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というわけで、

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす！

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├○

├○　　　自分ならどう動くか？

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他に掲載されている事例としては、

・タニタ

・オオゼキ

・コメリ

・住友化学

・カルビー

・CCC

・富士フィルムのアスタリフト

・ホギメディカル



などもろもろ。



43社すべての売上高や営業利益、

経営理念から沿革まで掲載された

図表がついています！



すごいのひとこと。