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BOOK REVIEW書評

『ハーバード流ボス養成講座―優れたリーダーの3要素』 (リンダ・A・ヒル 著、ケント・ラインバック 著/ 日本経済新聞出版社)vol.167

こんにちは。

本日の一冊は

『ハーバード流ボス養成講座―優れたリーダーの3要素』

(リンダ・A・ヒル 著、ケント・ラインバック 著/ 日本経済新聞出版社)です。

 

『ハーバード流ボス養成講座―優れたリーダーの3要素』  (リンダ・A・ヒル 著、ケント・ラインバック 著/ 日本経済新聞出版社)

 

 

逆説、です。

 

 

正直、分厚い本です。

ハーバード・ビジネススクールの
リーダーシップ部門主任教授が書いた
30年以上に渡る研究の成果!

THE・マネジメントの書
です。

優れたリーダーの3要素って
なんでしょね~?
ってなことが書かれています。

真のチームをつくって維持していくには
なにが必要なのかということも
しっかりと書かれています。

結果を出すマネジャーは
そうでないマネジャーと何が違うのか?

ただの集団とチームの違いってなにか?

本当にリーダーの仕事って大変!

マネジメントが難しいのは、
もともと逆説を抱えているから、と。

これは夏季休暇にでも
腰をすえてゆっくり読んでみるには
よいかなと思います。

随所にチェックシートでレベルチェックできる
自己査定?シートつき。

間違った影響力を使って
失敗しないためにも一度は目を通しておきたい、
な~んて思えた深みのある本です。

 

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『ハーバード流ボス養成講座―優れたリーダーの3要素』
(リンダ・A・ヒル 著、ケント・ラインバック 著/ 日本経済新聞出版社)

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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532317584/withup-22/ref=nosim

ここでいう真のチームとは、共通の目標に向けて献身し、
一体となって邁進する人々の集まりである。
どのチームも集団だが、集団がチームだとはかぎらない。

マネジメントはあなたから始まる。
ひとりの人間であるあなたから。
何をすべきかだけでなく、
どう行うべきかの見極めも重要である。

あらゆる場合に当てはまる「正しい」答えなど存在しない。
どんな問いであろうと、正しい答えは状況や関係者しだいで決まる。

賢明なマネジャーは意見を聞き、情報を集め、助言を求める。
意思決定や計画の影響を受けそうな人を巻き込む。
どのような理由で何を行なうかをはっきり示して、
行動をガラス張りにする。

実のところ、信頼とは以下のふたつの見方にもとづくのだ。
あなたにはマネジャーとしての手腕がある。
あなたは人徳がある。

人徳のある人とは、ひと揃いの理念を信じて
それに従いながら生きる人を指す。
心の中にコンパスを持っているのだ。

何より重要なのは、あなたがどう考えるかではなく、
他人があなたについてどう考えるかなのだ。

組織内の対立をどう解消できるかは、影響力にかかっている。
影響力のあるマネジャーが率いるチームは、必要なもの
を手に入れる可能性が高い。

互いの約束が成り立つ背景にはふたつの柱がある。
ひとつは、共通の価値ある目的、
大切な何かを一緒にするという意識だ。

ふたつめは、この目的に沿った具体的でやりがいのある
ゴールである。「大切なことをしよう」と
「意義ある場所へ向かうんだ」、この両方の意識が求められる。

戦略はえてして、つくるというよりも生まれてくるものだ。

参照:
『ハーバード流ボス養成講座―優れたリーダーの3要素』
(リンダ・A・ヒル 著、ケント・ラインバック 著/ 日本経済新聞出版社)

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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532317584/withup-22/ref=nosim
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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○
├○  自己変革しているか?
├○
└───────────────────────────────────┘

異なる3つの人脈を築いていこうと
本書の中にあります。

私も知り合いの投資家からこれに近い話を
聞いたところでした。

簡単に言うと、

1、業務面の人脈
2、戦略面の人脈
3、啓発面の人脈

です。

いずれにせよ、冒頭にも書かれてありますが、
<自己変革!>
これができないマネジャーは
よき上司になれないそうです。

ま、当たり前か。

 

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