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BOOK REVIEW書評

『WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違う』 (サイモン・シネック 著/日本経済新聞社)vol.183

本日の一冊は

『WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違う』

(サイモン・シネック 著/日本経済新聞社)です。

 

『WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違う』  (サイモン・シネック 著/日本経済新聞社)

 

 

セロリ、です。

 

 

昨日、
打ち合わせをしている時、
ある文章が
ふと降りてきました。

その方は、
横で私の話すスピードにあわせて
必死にメモをとっておられました。

本当にこの方は
よくわかっておられます!

同じ抑揚で、
二度とそれを語れないことを
知っているからです。

以前、
「芝蘭さん、いまのもう1回言ってもらえますか?」
と言って痛い目にあったからだと思います。

降りてきた文章というのは、
思い出して語れないんですよ。

だって、
そういうときって
頭で考えた文章じゃないですから!!

だから、二度と同じことは語れない。

「感情を司る脳の部位に、言語能力はない」

というフレーズが今日の本に書いてあり、
やはりね!と思いました。

じゃあそこにどうやって挑んでいくか?
ということが、
今回のテーマでしょう。

経営大学院で学んだ事例が
たくさん書いてありましたが、
そんなところまで知らなかったわ!
ということがありました。

サウスウエスト空港は
よく成功事例で取り上げられますが、
フライトアテンダントの人材募集で
あるところに的を絞ったのですよ!

どこだと思います?

それは、
チアリーダーやバトンガール!!

70年代に、
ホットパンツとゴーゴーブーツが
制服ですからね。

これはエッジの立ったリーダーたちが
こっそり読んでいるに違いない。

 

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『WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違う』
(サイモン・シネック 著/日本経済新聞社)

<Amazonで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532317673/withup-22/ref=nosim

人間の行動に影響を及ぼす方法は、ふたつしかない。
操作するか、鼓舞(インスパイア)するか、だ。

<ゴールデン・サークル>は、円の中心から始まる。
すべてがWHYから始まるのだ。

なぜ、あなたの会社は存在しているのか?

人々は、あなたのWHATを買うわけではない。
あなたがそれをしているWHYを買う。

感情を司る脳の部位に、言語能力はない。

WHYをうまく伝えられないと、ストレスと疑念だけが残る。

指針を明確にするには、動詞を使うといい。
「誠実」ではなく、「つねに正しいことをしよう」と書こう。
「イノベーション」ではなく、「問題を違う角度から眺めよう」と書こう。

人を導くことと、リーダーになることは同じではない。

偉大なるリーダーが共通してもっているのは、
組織の適材を見つける能力だ―
リーダーが信じるものを信じる人間を探す能力である。

TiVo社は、自分たちが信じていることを語るべきだった。

大きな成果を上げたカリスマ性のある偉大なリーダーのそばには
必ず、リーダーのビジョンを理解し、それを現実のものにする
HOWを知る個人やグループが影のように存在する。

大切なのは、WHATやHOWではない。HOWとWHATが、
WHYと一致しているかどうかが肝心なのだ。

WHYは意思決定に明確なフィルターをもたらす。それがどんな決断
―雇用、パートナーシップ、戦略、作戦―であろうと、
必ず<セロリ・テスト>に合格しなければならない。

参照:
『WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違う』
(サイモン・シネック 著/日本経済新聞社)
<アマゾンで購入>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532317673/withup-22/ref=nosim

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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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├○
├○   信じているものは、何?
├○
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著者は、
サイモン・シネック。

あのアメリカの人気動画配信TED.com
の講演で話題になった人ですね。

彼の話しぶりに私も
すっかり魅了されてしまいました。

 

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