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BOOK REVIEW書評

『学問のすすめ 現代語訳』(福澤諭吉著/筑摩書房)vol.331

こんにちは、

本日の一冊は

『学問のすすめ 現代語訳』(福澤諭吉著/筑摩書房)です。

 

『学問のすすめ 現代語訳』(福澤諭吉著/筑摩書房)

 

 

学問、です。

 

 

配信が遅くなってしまいました!

すみません。

今日は本当に朝から目が覚めました。

なにが?

『学問のすすめ』を読んで、
すごいことが書いてあるじゃないか、
と思ったからです。

・無知ではダメ
・自分の頭で考えないとダメ
・行動に結びつかない学びは学びではない

ということです。

何のために学ばなければ
ならないのか?

それも福澤諭吉は
明確に語ってくれています。

普遍的なメッセージは時代を超えて、
私に刺激を与えてくれました。

読めば読むほど
自分の志とはいったい何なのか?

に向き合わされます。

 

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『学問のすすめ 現代語訳』(福澤諭吉著/筑摩書房)

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独立とは、自分の身を自分で支配して、他人に依存する心がないことをいう。

自分自身で物事の正しい正しくないを判断して、
間違いのない対応ができるものは、他人の知恵に頼らず
独立していると言える。

独立の気概がない者は、必ず人に頼ることになる。
人に頼る者は、必ずその人を恐れることになる。
人を恐れる者は、必ずその人間にへつらうようになる。

そもそも、勇気というものは、ただ読書して得られるものではない。
読書は学問の技術であって、学問は物事をなすための技術にすぎない。
実地で事に当たる経験を持たなければ、勇気は決して生まれない。

要するに、われわれの仕事というのは、今日この世の中にいて、
われわれの生きた証を残して、これを長く
後世の子孫に伝えることにある。これは重大な任務である。

学問をするには志を高くしなくてはならない。

心が高いところにあって働きが乏しい者は、
常に不平を持たざるをえない。

学問で重要なのは、それを実際に生かすことである。
実際に生かせない学問は、学問でないのに等しい。

本を読まなくてはならない。本を書かなくてはならない。
人と議論をしなくてはならない。人に向かって、
自分の考えを説明しなくてはならない。これらの方法を使い尽くして、
はじめて学問をやっている人と言えるのだ。

参照:
『学問のすすめ 現代語訳』(福澤諭吉著/筑摩書房)
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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌─────────────────────────┐
├○
├○  真の独立を目指そう。
├○
└─────────────────────────┘

本当にびっくりしました。

福澤諭吉はいろんな意味で、
ファウンダー気質な方だったのですね。

説教くさいことが書いてあるかと
思っていましたが、大間違いでした。

本質をとらえ、
比喩で表現する巧みさ。

これは常人にないセンスです。

 

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