『センス・オブ・ワンダーを探して』(阿川佐和子 著, 福岡 伸一著/大和書房)

2017年06月27日

こんにちは、


株式会社うぃずあっぷの芝蘭友です!



動的平衡、です。



センス・オブ・ワンダーとは、
神秘さや不思議さに
目をみはる感性のこと。


これは対談形式です。


インタビューの名手、
阿川佐和子氏と福岡ハカセの
対談形式の本です。


福岡ハカセとは、ベストセラーとなった、
『生物と無生物のあいだ』(福岡 伸一著/講談社)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061498916/withup-22/ref=nosim
の著者でもあります。


芝蘭は毎月、経営や
プロフェッショナルのインタビューを
実施することになったので、
インタビューの参考に読もう!


なんて思っていたのですが、
実力派のふたりの世界に
引きずり込まれた感じですね。


ふたりの話題にのぼった本が、
ページの下に紹介されているのも
とてもお得な感じがします。


芝蘭はさっそく紹介されていた本を
いろいろと買いました。


「文明」と「文化」の意味を
取り違えると語気が荒くなった
福岡ハカセの考え方にも注目です!

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『センス・オブ・ワンダーを探して』(阿川佐和子 著, 福岡 伸一著/大和書房)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479306552/withup-22/ref=nosim

センス・オブ・ワンダーを探して ~生命のささやきに耳を澄ます

福岡:子ども時代にいろいろなものの
オーラを浴びることがその人を
ずっと支えていく。それがその人の
「センス・オブ・ワンダー」になる
ということだと思うんです。

福岡:遺伝子を見つけることは
新しいたんぱく質、新しい部品を
見つけることなんです。ただ遺伝子を
取っただけではダメで、それが体の中で
どんな大事な働きをしているかという
機能が言えたときに、初めて発見者になれるんです。

福岡:筋肉だったら二週間くらいで半分が、
血液の細胞でも数カ月で入れ替わるので、
半年から一年も経てば私たちは
分子レベルでは全く別人になってしまう。

福岡:(略)でも私はバランスが
とれているというコンセプトの方も
大事だと思ったので、これを
『動的平衡』と訳したんですね。

福岡:たとえば好きな人を見たら
ドキドキするのは脳からの信号が
心臓に行っているからです。
でも、心臓移植は大きな血管は再生できても、
神経系は寸断されちゃうから
そういうことは容易に再生されない。

阿川:じゃあ、心臓移植をした人は
恋ができなくなっちゃうんですか。

福岡:恋ができないっていうか、
脳が反応するとおりに心臓は反応しない。

福岡:実はこれはすべての薬に
言えることなんです。どんな薬でも
その場は症状をやわらげるけど、
動的平衡はその薬に対抗しようとして動くので、
だんだん同じ量の薬では効かなくなってくる。

阿川:がんにかかる人は昔より
増えているんですか?それとも、
がんの人が増えているのは、
昔はそういうデータが少なかったからですか?

福岡:がんが増えたのは単純な理由で、
人間の寿命が伸びたからなんですよ。

福岡:実は一九八八年にイギリスは
肉骨粉が原因だと気づいて使うことを
禁止したんだけど、それは国内での使用に限って
だったんです。だから、イギリス国内で
だぶついた在庫はどんどん外国に輸出された。

福岡:自然の循環に入らないものを
扱ってしまうとコントロールできない。
科学って人間に可能なことを教えてくれて
いるようだけど、やっぱり不可能なこともある
というのを教えるのが本当に科学だと思うんです。

福岡:ドリトル先生は彼に名前をきいて
「トミー」とも「坊や」とも呼ばずに
「スタビンズ君」と名字で呼んだ。
つまり大人扱いしたんですよ。
少年にとって自分を大人扱いしてくれる大人、
フェアな大人に出会うのはとても大事なことなんです。

阿川:死の生物学者で終わらないために
何から手をつけようと思っていらっしゃるんですか。

福岡:結局、生物学者としての私の問いは、
「生命とは何か」を言い表す
言葉を探すということに尽きると思うのです。

阿川:ダーウィニズムを否定するとどうなるんですか。

福岡:私たちがなにかを判断したり、
決定したり、選択したりするときは、
やはり彼女たちのようにセンス・オブ・ワンダーを
起点に物事を考えていくことが
一番大事なんだと思います。
センス・オブ・ワンダーとは、
バランスに気づく、ということですから。


参照:
『センス・オブ・ワンダーを探して』(阿川佐和子 著, 福岡 伸一著/大和書房)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479306552/withup-22/ref=nosim
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というわけで、




▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
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言葉の解像度を意識していますか?
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今回の引用には
入れていないのですが、
130ページから140ページあたり
とてもワクワクしました!


顕微鏡の父、レーウェンフックや
光の芸術家と呼ばれたフェルメール
について書いてあるあたりです。


これは面白い。

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