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BOOK REVIEW書評

『循環思考』(横山禎徳著/東洋経済新報社) vol.159

こんにちは、

本日の一冊は

『循環思考』(横山禎徳著/東洋経済新報社)です。

 


 
 

 

サブ、です。

 

 

配信、遅くなってしまいました。
すみません!

なんだか今日の本は
難しかった。

でも、ヒントはたくさん眠っている
ような気もしました。

ロジックツリーでは問題は解決しない
というのが大きなテーマ。

ロジックツリーを書いたところで、
それって結局、問題の裏返しでしょ?
ということになりがち。

問題の裏返しを答えにしない
ということがテーマです。

ケースとして取り上げているのが
大きな社会問題だからなのか、
な~んか難しい。

ただ、良循環を生み出すエンジンとなる
サブシステムというところに
非常に引かれたのでした。

 

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『循環思考』(横山禎徳著/東洋経済新報社)

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「循環」が宇宙の本質といわないまでも、
世の中の本質であるといっていいだろう。

二つ目の問題は、プロフィット・ツリーが
時間軸を無視していることだ。

日本企業、および、日本の弱いのは
プロダクト・イノベーションではなくて、
こういうコンセプトやビジネス・システムを
生みだすことのできるプロセス・イノベーションである。

「組織」とは組織図のことではない。システムなのである。

ツリー構造であるという限界はあるのだ。
それは最初に述べたように要素間の因果関係と
時間軸を組み込むことが難しいという限界である。

「循環」とは元に戻るのではなく、拡大していくか
縮小していくか、もっと一般的にはよりよくなるか
より悪くなるかのどちらかである。

「二次市場」は「回転」市場だから大きいし、
また、大きくなれるのである。

「悪循環」の部分改良をしてみても「良循環」にはならない。

分析力も基本は記憶力だ。

問題解決とはばらばらの要素を全体としてつじつまが合うように
統合することであり、解決への強い意志がまず必要だ。

数字をちゃんと押さえておかないと、
循環を考える際も本質を見失いがちだ。

例えば、日本の食糧自給率四〇%は低すぎるといって騒いで
いるが、日本が一律四〇%ではない。東北四県は一〇〇%を
超えているし、北海道は二〇〇%近いのである。
このことをほとんどの国民は知らない。

北海道は日本中に供給できるだけの牛乳も生産されている。
しかしそれは政治的な理由で供給されていないだけだ。

参照:
『循環思考』(横山禎徳著/東洋経済新報社)

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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
┌───────────────────────────────────┐
├○                                
├○  行動できる言葉になってる?     
├○ 
└───────────────────────────────────┘

「分析と統合はまったく別の能力である」
というのが、なんだか刺さりました。

分析ができても統合できない人が
たくさんいる、と。

やはり、ストーリーとして
統合していく力って大事なんだなと
改めて思いました。

しっかり勉強続けます。

精進精進!!

 

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