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BOOK REVIEW書評

『コストマネジメント思考法 ―どんな状況でも利益を生み出す』 栗谷仁著  vol.97

こんにちは、

本日の一冊は

『コストマネジメント思考法 ―どんな状況でも利益を生み出す』

栗谷仁著です。

 

『コストマネジメント思考法 ―どんな状況でも利益を生み出す』 栗谷仁著

 

 

中長期の視点、です。

 

 

例えば、「時は金なり」
という言葉を聞いて
「コスト」をイメージする人は少ないと思います。

ですが、
コストマネジメントといえば、
スピードが成功要件となってきます。

そもそも現状の単価が理解できていなければ
コストマネジメントはできないですけれど、
では、なぜコスト削減しなくちゃいけないのか?

といったときに、
本質がわかっていないと
トンチンカンなことになります。

コストの本質って何?

A.T.カーニー パートナーの栗谷仁氏による
コストマネジメント思考法。

本書の中にある図解は、さすがに
メモして壁に貼り付けておきたい代物でした。

やはり、コストドライバーを見極めることが
大事なのでしょうね。

 

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『コストマネジメント思考法 ―どんな状況でも利益を生み出す』
(栗谷仁著/東洋経済新報社)

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コストは「単価×数量×質」と捉えるべきであるのを
忘れてはならない。

「売上-コスト=利益」という基本原則を考えてみると、
コストマネジメントの目的はもちろん利益の最大化にある。
ただし、間違ってはいけないことがある。
それは、コストは売上を得るための元手でもあるということだ。

人件費で考えれば、人の生産性を知ることが必須であり、
1人当たり処理できる生産性をベースに必要人員を
検討しなければならない。

コストマネジメントにおける利益の最大化とは、単年度ではなく、
中長期における利益最大化であるからだ。

「コストの最適化」の場面では、「集約」「分解」「統合」という
考え方・思考法が求められる。

一方忘れがちなのが、「率」のモノサシである。
「率」を知ることによって、改善余地を知ることができる。

次のような領域には「率」の改善余地が高いと考えられる。
・直接コストよりも間接コスト
・汎用的なコストよりも個別性が強いコスト
・モノよりもサービスに関する調達コスト
・売上と紐ついて質が重視されるコスト
・顧客接点に近い調達コスト
・バックオフィスの人件費
・子会社からの調達コスト

コストマネジメントにおいてはスピードが非常に重要な成功要件となる。

人件費の場合、習熟効果と専門性がポイントとなる。

IT保守はハードの価格の何パーセントという形で契約
される場合が多いが、サプライヤーの真のコストドライバーは
メンテナンスにかかる人件費である。

対象を絞り込むための優先順位付けのフレームワークが、
「インパクト×実行の難易度」である。

参照:
『コストマネジメント思考法 ―どんな状況でも利益を生み出す』
(栗谷仁著/東洋経済新報社)
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というわけで、

 

●「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「どんぶり」ではなく、「茶わん」に。

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私は、なぜか、いつも決まった場所で
良いアイデアが浮かんできます。

自宅のベランダなのですが、
どうやら私にとってのパワースポット?
のような感じです^^

今回も、本を読んで、そして、
知り合いからのメールに返信しようと
思っていたら、

サイコロの映像が浮かんできました。

下手くそな図ではありますが、
イメージを伝えようと模写してみました。

どこまで伝わるか微妙ですが、
足りないところは文章で補うつもりです。

頑張ります!

 

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