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BOOK REVIEW書評

『驚く力』(名越康文著/夜間飛行)vol.235


こんにちは、


本日の一冊は

『驚く力』(名越康文著/夜間飛行)です。

 

『驚く力』(名越康文著/夜間飛行)







場感、です。







先日、姫路の講演後に、

「目からウロコでした!」

と言われました。



アンケートにも、

講演後のお礼メールにも

書いてありました。



何が目からウロコだったのか?



それは、

選ばれる理由を作るっていう話です。



ずばり、

こう言い切ってきました。



「あなたが客を選べ!」



と。



いや~、姫路の経営者の方々、

驚いておられましたね。



「選ばれる理由づくり」ということが

サブテーマにあったのですが、

いきなりサブテーマ否定?

ですからね。



なんというかですね、

「選ばれる」って言い方が好きではないです。



なぜなら、

受動態だから。



受動態の言葉を使ってる限り、

パワーは宿りません!



人を動かしたかったら、

「能動態」で話す。



「選ばれる」ではなく、

「選ぶ」です。



私は事業家、マーケター、経営者を

巻き込んでいかないといけない。



だから、

つねに能動態で語ります!



時間単価が高い経営者や投資家は、

とくに無駄な言葉を嫌う人たちです。



そういう背景があるので、

マインドを変えてくださいと

話をしてきたわけですね。



あなたがお客さんを選ぶのですよ!



と。



マインドが変わると、

本当に世界が変わりますよ。



私自身も「目からウロコ」をなくさないように

気をつけています。



とにかく、今日はそういう意味では

私に衝撃が走った本です!



なぜか?



タイトルもさることながら、

な、なんと

Amazonでの販売はしておりません!



ひゃ~!

いまどきAmazonで当面販売予定なし、

ってすごくないですか?



びっくりでした。



著者の職業は、精神科医です。

 

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『驚く力』(名越康文著/夜間飛行)

<Amazonで購入>

http://bit.ly/1cZayEb



「驚く力」を失うことが、僕らから学び、成長していく力を奪っている。



今を楽しんでいる人の情熱は、中途半端な目的意識とは

比べ物にならないくらい強いんです。



「驚く力」は僕らが世界にラベルを貼り、先入観や思い込みに

囚われれば囚われるほど、失われます。



「世界」も「私」も、常に変わり続けています。

あなたが「驚く」ことによってはじめて、「ラベル」によって

隠されていた美しさが顔を出す。



驚く力のある人はどんな状況からでも学び、成長することができる。



つまり、「驚き」には、人を導く力があるんです。



「今、ここ」を楽しめるということは、そこに驚きと発見が

あるということです。



ですから、自分の感情の責任を安易に他人にかぶせてしまわない

ためにも、僕らはコミュニケーションの基準を自分の「身体感覚」

に置くべきなんです。



判断を歪ませるのは、その人の「欲」です。



「驚く力」というのは、変化し続ける世界をありのままに

受け止める力のことです。ですから、心が落ち着き、

静まれば静まるほど、驚く力は増していきます。



「深まらない会話」の背景には、「孤独への不安」がある。



「驚く力」を取り戻すためには、集団から離れたところで

一人で過ごす、孤独な時間が必要不可欠です。



あらゆる「知」の間を縦横無尽につないでいくような

コミュニケーションを行う人は、孤独を楽しむことができる。



参照:

『驚く力』(名越康文著/夜間飛行)
<Amazonで購入>

http://bit.ly/1cZayEb

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というわけで、

 

▼「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!

┌───────────────────────────────────┐

├○

├○   「場」があなたを作り出し、強化する。

├○

└───────────────────────────────────┘



人を驚かせる能力がある人には、

共通の「才能」があります。



それは何だと思いますか?





「プレゼンが上手い!」

ということです。



ええー?

なぜー??



でしょうか。



以前、「伝えるスキルを磨く」アンケートに

ご協力いただきましたが、

「冒頭のフックが見つけられない!」は

お困りごと第3位にランクインしていました。



ちなみに第1位は

「ストーリーラインが作れない」でした。



で、まさに、この打開策が

「驚く力」の設計力なのです。



プロ目線になりすぎると、

この症状に陥ります。



大丈夫ですか?

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