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BOOK REVIEW書評

『ゆたかな人生が始まる シンプルリスト』ドミニック・ローホー著 vol.107

本日の一冊は

『ゆたかな人生が始まる シンプルリスト』

ドミニック・ローホー著です。

 

『ゆたかな人生が始まる シンプルリスト』ドミニック・ローホー著

 

 

リスト、です。

 

 

やらないことを決める。

これがいかに重要かということは、
もはや説明の必要もない感じですね。

昨今、この言葉を
まったく違う場所で
まったく違う人から
何度聞いたことでしょう!

やらないことを決める。

私は思います。
ある種、簡単によく使われる言葉ですが、
この言葉のままに生きている人には

本当に、「凄味」があります!
怖いです!

でもかっこいいわけです。

凄味(すごみ)
すてきな言葉ですね。

フォーカスする場所がわかれば
全精力をそこに捧げますからね。
気迫が違います。

今日はいろんなリストを作って
いらないものを見極める方法に刺激されました。

ソルボンヌ大学修士号を持つ著者は、日本で
禅や墨絵を習得し、日本の精神文化に造詣が深い方です。

ベストセラー『シンプルに生きる』の実践編です。
各章に掲載されたリストに向き合うことで、
眠っていた何かが掘り起こされるかもしれません。

 

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『ゆたかな人生が始まる シンプルリスト』(ドミニック・ローホー著/講談社)

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自分が好きではないものを知ることは、
自分を知ることでもあるのです。

人はみな、価値観や信念にしたがって行動することで、
人生により深い意味を与えることができます。

もし、タイヤを交換しなければならないなら、実行するために
書くべきことは「タイヤを替える」ではなく、
「自動車整備工場の予約をする」です。

偉大な哲学者アリストテレスは、
「注意深く観察をする能力が発達すればするほど、
幸せになる能力が発達する」と述べています。

読書とは旅であり、冒険であり、誰かとの出会いです。

本当に記憶に残る本があったら、読み返してみましょう。
もっとも大切な本は、読んだ本ではなく、読み返した本なのです。

「花も美しい 月も美しい それに気づく 心が美しい」
 -禅の格言

考えるより先に、五感は働きます。

色のニュアンスを表現するには適切な言葉が必要です。
江戸時代の染めもの職人は、鼠色の微妙な色合いを
表現するために100を超える色名を使っていたと言います。

「今この瞬間の考え方や語る言葉が
あなたの未来を作っているのだ」
-ルイーズ・L・ヘイ

アイデアにとっての栄養とは、興味を高めていくことです。

幸せなときは、本当の自分でいられます。

自分の内面をとらえるための「問い」があることは、
その答えを求めることよりも、ずっと大切なことです。

「人間は、日々行なう数々の決断によって、
価値と尊厳に達する」
 -ロロ・メイ

生活美こそが日本人の心のゆたかさの源泉なのです。

参照:
『ゆたかな人生が始まる シンプルリスト』(ドミニック・ローホー著/講談社)
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というわけで、

 

●「共感・意外性・感動」の法則を解き明かす!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

五感、生きてますか?

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いろんなリストが出てきます。

例えば、

・心地よくなれる音楽リスト
・一目惚れリスト
・においの感度を高めるリスト
・自分の多面性リスト
・恋愛自立宣言リスト
・人生の方針を定めるためのリスト

などなど。

いろいろ楽しみながらやってみようと思います!

 

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